なぜ、このアルバムを聴いたのかというと、当時、中学生だった私は、引越しした時に、その地元の図書館に貸出カードを作りにいったのだが、ＣＤが借りれることを知って、早速、ＣＤを選ぼうと棚を見渡した。当時はビーイング全盛期であり、自分もそのブームに思い切りのまれていたのだが、聴きたかったものが全て借りられており、どうせタダだし適当に聴いてみようと思って、手にとったのが、このアルバムだった。まさに”運命的”な出会い。 電車通学だった私は､行きと帰りの電車の中、道を歩いてる時、一人の時は、必ずウォークマンやＣＤウォークマンで音楽を聴いていたのだが、このアルバムは、それからしばらくの間、プレイヤーの中から出ることはなかった。そのビートとギターに体中が震えた。そんな経験は今までにないもので、まさに自分にとって、初めてのロックとの出会いだった。私のいっていた中学は、教師の趣味で授業が進行しており、音楽の授業は、その時、1年間ずっとアコギで、中間か期末試験かなんかのテスト曲が、ちょうど、ボレロで、そこらへんにも”運命”を感じた（笑）

ひとつの会場のＬＩＶＥ盤ではなく、いくつかの会場でのＬＩＶＥをミックスしたものなのだが、実にうまくミックスされていて、完成度が非常に高い。音も太く荒々しく、クセのある音質で、好き嫌いは人によってはあるかもしれない。ここに収録されているFLY INTO YOUR DREAMを聴いて、生まれて初めて、それまでにない深い感動を覚えた。ありがとう・・・・・布袋！！
ＬＩＶＥの模様はＶＩＤＥＯ/ＬＤでもリリースされた。