FERNANDES
TE−HT
CONCRETE
TE−HTシリーズの中でデザイン的には最高傑作ともいえるコンクリートモデル。ボディが欠けたように加工されているが、これは、実際に木を叩き割って仕上げられたもの。よって2本と同じ物は存在し得ない。展示用で、楽器屋などを転々として飾られているものを見たことある人は多いと思うが、それは、このオリジナルモデルではない。サブモデルも存在しないため、おそらくメーカーが造ったもの。布袋が使用していたものは、この1本のみである。コンクリート風に仕上げられているが、もちろん、本物のコンクリートではない。1991年に富士急ハイランドで行われたGUITARHYTHM REPRISEでのSTAR MANの演奏で初登場。現在はコブクロの小渕健太郎氏に譲渡されており、布袋所有ではなくなっている。

このモデルは1990年代に市販モデルとしてオーダーが可能な時期があった。おそらくその時に作られたモデルが展示用として使われたと思われる。繰り返しになるがオリジナルは1本しか存在しない。このギターを造った松崎淳氏のZodiacworksでもごく僅かな本数ではあったが復刻布袋モデルとして限定販売された。
ボディ:
アルダー
ネック:
ローズ・オン・メイプル
ピックアップ:
FERNANDES HOTEI ORIGINAL
コントロール:
1ボリューム
1トーン
3ウェイ・ピックアップ・セレクター・スイッチ

NEXT