前作に比べてシンプルな音数とスピード感で押しまくったアルバム。といってもコードのR&Rが並んでいるわけじゃない。日本、イギリスの ハウスクリエーターからクリス・スペディング、アンディ・マッケイまで多彩な才能が赤裸々に個性をぶつけあって加速していく、そんな作品である。
"皮ジャンはロックンローラーの皮膚なんだ。"
アルバムジャケットの写真について語った布袋のその言葉が、作品の内容を代弁しているといえる。
布袋のギターサウンドは、ZemaitisWild、Gretsch WHITE FALCON、Burny H-CUSTOM、TE-HT(MAIN&Sustainer付き)とピーヴィーの5150アンプで作られた。ライブでは大掛かりなラック・システムを使用する布袋であるが、このアルバムはアンプに直結してレコーディングされ、エフェクト関係はすべて卓上の作業で布袋自身はノータッチだったため、非常にソリッドなギターサウンドが楽しめる。
スリルとスピード。世間のいう不良とはきっと意味が違うかもしれないけど、俺たちって本当に不良じゃない?愛すべき不良というか・・・・・。生活はデタラメだし、モラルも人とはちょっとズレてるけど、何かに夢中になったらもう止まらない。突拍子もないことを夢見てさ、傷つくことも少なくないけれど、いつもキラキラしていてさ・・・・。そんな連中に聴かせたいの。出来過ぎのチャート追っかける奴らじゃなくてさ。喜びを分かちあうのも音楽なら、痛みを分かちあうのも音楽だと思うの。”
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