深沢と諸星が正式に脱退し、BOØWYのメンバーが氷室京介、布袋寅泰、松井恒松、高橋まことの4人になり、そして再びレコード会社が変わり、そのレコード会社もゴタゴタしている時期に発売されたアルバム。プロデュースは木村マモル。BOØWYの隠れた名盤といえる作品である。
「この頃はレコード会社や事務所ともめていて、落ち込んでいた。そんな、憂鬱みたいなものを出したアルバムで、俺がほとんどアレンジやプロデュースをやっている。でも、スタジオ・ワークも知らないし、どうやればどういう音が出るのかも、まだわからない時期だから、もどかしい部分を残しながらも初めて自分の音を作ったアルバムだと思う。」 |
MY HONEY
WORDS
BY KYOSUKE HIMURO
MUSIC
BY TOMOYASU HOTEI
ARRANGED
BOØWY
OH! MY JULLY PART II(旧名、LORITA)
WORDS
BY KYOSUKE HIMURO
MUSIC
BY KYOSUKE HIMURO
ARRANGED
BOØWY
FUNNY-BOY
WORDS
BY HIMURO,MATSUI、TAKAHASHI
MUSIC
BY TOMOYASU HOTEI
ARRANGED
BOØWY
OH! MY JULLY PART I
WORDS
BY KYOSUKE HIMURO
MUSIC
BY TOMOYASU HOTEI
ARRANGED
BOØWY
TEENAGE EMOTION(旧名、FUCK
OFF)
WORDS
BY KAZUAKI FUKAZAWA
MUSIC
BY TOMOYASU HOTEI
ARRANGED
BOØWY
LONDON GAME
WORDS
BY KYOSUKE HIMURO
MUSIC
BY TOMOYASU HOTEI
ARRANGED
BOØWY
SYMPHONIC(旧名、FUN POP)
WORDS
BY KYOSUKE HIMURO
MUSIC
BY KYOSUKE HIMURO
ARRANGED
BOØWY
THIS MOMENT
WORDS
BY KYOSUKE HIMURO
MUSIC
BY TOMOYASU HOTEI
ARRANGED
BOØWY
BOØWYのメンバーが、やる気とダウンの狭間の状態にあった時のアルバムで、音にもそれがよくあらわれているように聴こえる。Liveハウスでの盛り上がりは増す一方、それから先、どうすればいいのか?という苦悩があった頃である。録音状態というかマスタリングが、イマイチで、音全体が、しょぼくなっているのが残念でさる。このアルバムに収められている曲自体はとてもよいので、尚更残念である。
LPに封入されている歌詞カードには、LONDON GAME Vol.1と題されて、当時のBOØWYの状況などがいろいろ記されていてひじょうに興味深い。当時のファンクラブ(Ø-CONECTION)への加入するための葉書の宛先なども記されている。
2002年8月に海外のミキサー達によるトランス・ミックス盤とリマスタリング盤のセットで「ハンマートランス/Remaster」というタイトルで再発売 1 Instant Love/Chris Fortier 2 My Honey/Kimball Collins vs. Gyrate 3 Oh My Jully Ⅱ/MV/ENVY 4 Funny Boy/Tom Wax 5 Oh My JullyⅠ/Omid 16B 6 Teenage Emotion/Lexi &K Paul 7 London Game/Talla 2xla 8 Symphnic/Max Graham |