2024

2024年 diary

大分長い間更新しなかったのですが、少しずつアップしていくことにします。

色々なものがスマホだけで完結してしまう時代。便利になった反面、情報が浅く広く浸透し、一昔前までは多くの人がジョークやネタとして笑っていたようなことさえも、真実のように広まっていたり、ネット上のファンのやり取りを目にする機会あってもなんか変な違和感を覚える。というか。ファンというよりも、仲間探し、誰かと繋がっていたいからファンやっている人たちが増えたのかなと。そうなることが嫌で、俺はファンクラブなんて作らない、音で繋がっていたい、という言葉に痺れた世代だけど、今ではBC🟰公式ファンクラブになってしまった。音・作品のパワーを信じているが故とポジティブに捉えてはいる。

あと、YOASOBIのアイドルが一世風靡したからというわけではないのだが、なんか、今のファンの多くはアイドル視しているのかなと。いわゆるファンの活動って推し活なんだろうし、行動がなんていうか古くからある同人誌界隈の活動とかぶる、というかまんまにも思える。そういうのを否定するつもりはないのだけれども、少なくともアーティスト、ミュージシャン、ギタリストのファンであって、アイドルのファンではないみたいな意識があったからかもしれない。そもそもアイドルの意味や捉え方が時代とともに変わってきているから、このニュアンスは伝わりにくいかもしれない。アイドルのファンではない、というのは、そのアイドル自体を否定しているわけではなくて、典型的なアイドルのファンみたいなものが、みんな似たような感じの人たちに見えて、自分はそうはなりたくないってだけなのかも。

SNSなどで発信する人たちは、やっぱり布袋ファンっていうよりも、自分自身のファンが欲しい人が多いと思う。情報発信者になればいやでも数字を意識せざるを得なくなる。通知が待ち遠しくなる。どうしても反応に振り回されてしまう。なんで私が20数年前にファンサイトを立ち上げたかというと、1人でも多くの人に布袋さんの情報を伝えたかった、よりファンになって欲しかった、ファンになりたての人の助けになりたかった、という気持ちからだった。もちろん自分なんかより遥かに詳しい人ばっかりで本当に多くのことを教わった。出すべき情報と出すべきではない情報、絶対に出せない情報もある。そして、加齢に伴う?改変された情報や妄想・デマを自信満々にふりまく人もいる。素敵な出会い・かけがえのない素敵な経験をさせてもらった一方でSNS上では絶賛・応援コメントしていながら、裏では全く違うことを言っていたり、別にファン界隈に限った話ではなく、あるある話ではあるけども、うんざりするようなことも多々あった。自分の知らないところで、コミュニティができ、挙げ句の果てにはニセモノまで登場した。そうなると、もうどうしようもなくて、いつのまにか敵というか自分を恨むような人もでてきてしまった。ネット上の誹謗中傷なんて、多くは、身近な人がやっている、わけで、別に誰かを疑うとかではなく考えること自体が嫌になり、なんとなく行動をひとりにするようになってしまった。

ひとりで好きなように行動していると、ネット上のファンの声とか発信も、わりとどうでもよくて興味がわかず、YouTubeの弾いてみた動画とかもほぼ見るこもはなく、そうなると更新作業疎かになり・・・10年くらい経ってしまった。

しかしギタリズム7およびツアーをみて、モチベーションが復活した。そこで、ネット上で布袋情報を探してみたりしてみると、以前は少しはあったファンサイトはほぼなくなっており主に盛り上がってるのはSNS上のみ。そこで目にする情報も「一体なにを言ってるんだ?」と自分の持っている情報が間違ってるのかと不安になるようなことがしばしば。どうも、どうも若いファンが増えている、または出戻りファンが増えているように思えたのである。そこで、こういう人たちが布袋さんの情報を調べたとしても、たぶん、公式とWikiくらいしかソースに辿り着けないという状況にちょっとゾッとした。これはGoogleのやり方が酷すぎたせいともいえるのだが・・・それはおいといて、ちょっとは助けになりたいと思ったのである。

「あのアルバムあまり好きじゃないんだよね」
「あの曲微妙だよね」

そんな人たちに以前はあまり好みでなかったけど好きになった、そんなきっかけとなれれば嬉しいし、あとやっぱり一枚でも多くCDやDVDが売れれば、という気持ちが強かった。それは今も。

色々な映像が簡単にYouTubeなどで観れてしまう時代、サブスクが当たり前で、グッズなどは購入しても作品を買わない人も珍しくなくなっている。衛星放送でやっていたから円盤は買わないとか、自分基準ではファン心理として理解不能だったりするのだが、そういう人たちを動かすのって「情報」なんだと思うのです。知らないからこそ楽しめるってこともあるけど、不満持ったり誰かのせいにするのも大抵は情報の欠如。

初心にかえって地道にコツコツやっていこうと思います。

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