DEMON CITY 鬼ゴロシ

私は、布袋さんの手がけるサントラが好きで、特にSFサウンドトラックが大好きなんですが、もっとい色々な作品を手がけてほしいと思っていました。そこへ、久しぶりに、Netflix映画「DEMON CITY 鬼ゴロシ」の音楽を手がけたというニュースには心躍りました。

ただ、この映画、原作が漫画ということで、迷ったんですが、原作を読んでから観ることにしました。映画見てから原作でもよかったんですが、配信公開日まで日にちがあったのと、映画のエンディングテーマ「GHOST OF PAIN」がアルバム『GUITARHYTHM Ⅷ』に収録されるということで、よりディープに映画を楽しみたかったためです。布袋さんが音楽担当でなかったら、とりあえず映画からみたと思います。

原作コミックは、ちょうど、2025年2月28日に単行本の最終巻の16巻が発売ということで、それに合わせて1巻から読みました。

いやちょっと想像を超える結構な衝撃作でした。一気に読んでしまおうと思っていたのですが、じっくり読んでしまい、映画配信時刻までに読み終えることはできませんでした。

漫画はいわゆる復讐モノ、ありきたりな設定と最初は思いきや、だいぶ複雑な話というかカオス、そして熱量が半端なく読み終えて、どっと疲れてしまいました。疲れたといっても、すごいものを見せつけられた感といいますか、、、他の作品も読んでみたいと思いました。

読み終えて、、、この力作を2時間弱の映画!?

無理でしょ、、、やるならドラマでしょと思ってしまいました。

キャストや登場人物の相関図をみると・・・だいぶカットされていることに気付きました。あとイメージしていたキャラと俳優が一致しない。

となると、設定を拝借した別モノ!?

それならそれで、オリジナルで面白ければいいので、ちょっと怖かったんですが観ました。

やっぱり、原作とは全然違ったストーリーに。設定は残してはありますけど。

ただ、期待していた音楽は最高でした。オープニング&エンディングテーマはもちろん劇伴も聴きどころ満載で、アクションシーンよりも音に惹かれてしまったり。やっぱり布袋さんのファンだと、ギターの音色に脳が反応してしまいます。ギタリズム8への期待感もマシマシに。にしても映画では、布袋さんの音というかギターの音色が際立っていてある意味主役のような気も。しかし、これは自身がファンだからそう聴こえてしまっているのかもしれません。そこで気になったのは、観た人の評価です。

たぶん原作が好きな人からは、ボロクソに言われるだろうなと(コミックの場合実写の評価が高いケースは極めて稀と思いますが)。登場人物などごっそりカットは仕方ないにせよ、そこ変える?って思った箇所も。

そして原作知らない人からは、どこかでみたような話、演出とありきたりな作品として捉える人も少なくないような。。。復讐モノということで、他の有名作品と比較してしまう、同じようなテイストを感じてしまうせいなのかもしれません。原作コミックは、よくある作品とは違うブッ飛んだ作品でいい意味で期待を裏切られました。

映画は、アクション・演技・演出、どれも良いのです。テンポもよいです。ただ初見だとちょっとわかりにくいというか説明が少ないようにも感じました。ただでさえ、無口な不死身の復讐の鬼に対しては感情移入はしにくいですし。たとえば鬼として復活するシーンは唐突すぎて?となるんじゃないでしょうか。

SNSやレビューサイトを見ると、案の定、辛辣な感想・レビューが目につき、やっぱり、、、となったのですが

このポストに救われました。

音がちゃんと届いている!こういう一般視聴者の感想が嬉しいです。きっと同じように感じた人がもっとたくさんいるはずです。

ぜひ、原作も読んでみてください。→アマゾン

映画の音楽も、原作にハマると思います。

何はともあれ、Netflix映画で世界配信。

次に繋がってくれるような気がします。

もっと、映画・ドラマの音楽やってほしいです。。。

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