・16ミリのカメラ5台で撮影された1987/12/24の映像を収録。貴重な楽屋での映像や、渋谷公会堂の外で何が起きていたのかも収録。まさに”衝撃の一夜”の全てが収録されている。ONLY YOUだけ音と映像が一部飛んでしまっている。
・DVDトールサイズケース仕様
【DVD仕様】
■メニュー画面 有り
■片面 1層
■画面サイズ 4:3
■リージョンコントロール 日本
■NTSC
■MPEG2
恐らくBOØWYファンが本当に一番見たかった映像が、この1224なのではないかと思う。BOØWYとしての最後のGIGは、その名前の通りLAST GIGSであるのだが、BOØWYは、この1987.12.24の通称「解散宣言」こそが最後のステージだったと思う。この解散宣言の翌日に、新聞に掲載されたコメントには「最後のGIGS(イベント)は必ず来年プレゼントします。」と記されていた。GIGSと書いてイベントとルビがふられていたことも、勝手な推測なのだが、BOØWYとしての活動は1224で終わったということを暗に示していたのではないかと思うのである。ここに収められているライブ映像は、恐ろしいまでの緊張感がビシビシと伝わってくる。いくつかのBOØWY映像がリリースされているが、これは別格だと思う。初めて見たときの衝撃は相当なものだった。一こま一こまという表現はおかしいと思うが、あらゆるシーンが脳裏に鮮烈に焼きついた。どうしても見たい!と、あそこまで熱烈に希望していた映像だが、見終わった時の感想は、涙がこぼれそうな、悲しい気持ちになった。
この映像が世に出たことは、非常に喜ばしいことである。出来るだけ多くの人が、事実は小説よりも奇なり、という格言とは少しニュアンスは違うが、このひとつのドキュメンタリー映像で、衝撃を受け、そしてBOØWYという存在が、いつまでも見た人の心の中で輝きつづけて欲しい、と思う。
|