<REVIEW>
12インチジャイアントシングルとして発売されたこのシングルは、レコードのA面(BAD FEELIN’)がNEW YORK SIDE、B面(NO.NEW YORK/OUR LANGUAGE)がNO NEW YORK SIDEという凝った構成になっており、封入されていた歌詞カードには親切にもカセット用インデックスラベルがついていた(はさみで切り取るのが悲しい)上の写真は、8cmCDシングルで、CDには特に何も特別なものはない。そして、レコードでは、BAD FEELIN'という表記であったのに対して、CDでは、BAD FEELINGになっている(いかにも後から発売されましたっていう感じである)肝心の音であるが、RON SAINT GERMAINとMICHAEL ZIMMERLINGのふたりのエンジニアの手でリミックスされたものである。BAD FEELIN'はアルバム「BOØWY」に収録されているバージョンとはかなり違った仕上がりになっており、好みは分かれるところだと思うが、洋楽っぽい雰囲気がよく出ていると思う。NO NEW YORKも、アルバム「MORAL」に収録されているものとはかなり違うが、これは、LIVEで演奏していたバージョンにほぼ近い仕上がりになっているといえる。このリミックスを手がけたMICHAEL ZIMMERLINGは、BOØWY以後も布袋のGUITARHYTHMシリーズ(I、II、III)、COMPLEXを手がけた人物である。 |