HOTEI beat crazy presents B.C.D.B.TOUR @ club beat crazy presents Special Gig
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布袋寅泰の公式ファンクラブbeat Crazyが毎年開催しているSpecial Gigで2003年は2回目のBCメンバー限定ライブ。2003年9月26日にリリースしたアルバム『DOBERMAN』に伴って開催された全国ツアー「HOTEI ROCK THE FUTURE 2003-2004 DOBERMAN TOUR」の直前にBCメンバーに先行披露する形で3都市5公演開催。全国ツアーのリハーサル的なライブで、この限定ライブだけの曲目はなかったもののステージセットがほとんどなく全国ツアーのテーマ「音殺」をよりダイレクトに味わえた熱狂的なライブとなった。布袋モデルギターのDARKSTARが初登場。
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公演日
- 2003.10.14
SHIBUYA-AX(東京)
- 2003.10.15
SHIBUYA-AX(東京)
- 2003.10.18
Zepp Fukuoka(福岡)
- 2003.10.20
なんばHatch(大阪)
- 2003.10.21
なんばHatch(大阪)
- セットリスト
- バンドメンバー
セットリスト
2003.10.14 SHIBUYA-AX, 2003.10.20 なんばHatch
- DOBERMAN
- 弾丸ロック
- TWISTED BON VOYAGE
- やるだけやっちまえ
- グレイト・エスケイプ
- デスペラード
- EVIL DANCE
- GUITARHYTHM
- さよならアンディ・ウォーホル~SPIDER IN THE SKY
- さらば青春の光
- LONELY★WILD
- RUSSIAN ROULETTE
- GET HIGH!!!
ENCORE 1
- NOCTURNE No.9
ENCORE 2
- NEW WORLD
- ハウリング
2003.10.15 SHIBUYA-AX, 2003.10.18 Zepp Fukuoka, 10.21 なんばHatch
- DOBERMAN
- 弾丸ロック
- TWISTED BON VOYAGE
- やるだけやっちまえ
- グレイト・エスケイプ
- デスペラード
- EVIL DANCE
- GUITARHYTHM
- CIRCUS
- さらば青春の光
- LONELY★WILD
- RUSSIAN ROULETTE
- GET HIGH!!!
ENCORE 1
- NOCTURNE No.9
ENCORE 2
- NEW WORLD
- ハウリング
HOTEI使用GUITAR
ZODIACWORKS DARKSTAR
DOBERMAN・弾丸ロック・TWISTED BON VOYAGE・GUITARHYTHM・GET HIGH!!!・NOCTURNE No.9
ZODIACWORKS BLACKFIRE
サーカス
Fender Custom Shop 1960 Custom Telecaster
グレイト・エスケイプ・デスペラード・さらば青春の光・ハウリング
1992 ZEMAITIS Custom Deluxe “Inlay Front”
やるだけやっちまえ・RUSSIAN ROULETTE
1969 ZEMAITIS Custom Deluxe WILD
EVIL DANCE・LONELY★WILD
ZEMAITIS Custom Deluxe Metal Top - 2H
さよならアンディ・ウォーホル~SPIDER IN THE SKY・NEW WORLD
ライブレポ
あと当時20代だった私が書き残していたライブレポがあったので載せておきます。20年以上前の20代の若者が書いたものということで、言葉遣いや表現の拙さ、青さはご容赦ください。
天気予報のとおり、あいにくの雨...
アルバム「DOBERMAN」を聴いてからというもの、LIVEが楽しみでしょうがなかった。
「”音”で勝負する」
「ギターをとにかく弾きたい」
「聴いてもらいたい」
こういった雑誌やラジオでのコメントが、拍車をかけていた。
番号はかなり後ろだったために、今日はじっくり堪能する気でいた。
二日目は逆に弾けよう、と(笑)
SHIBUYA-AXはオープンしてから10数回は来たことがあるハコで、ライブハウスでは1番好きである。何より音がいい。
AXの入り口付近では、500円のガチャガチャ
会場限定のグッズでもあるのかと思いきや、過去のグッズの一掃セール
なんだかなぁ・・・と、ちょっとガッカリ
場内に入るべく扉を開けると、SSSのラブミサイルが耳に飛びこんできた。
いきなり、おおっと思い、笑ってしまった。
ステージ上には、BCDBのロゴが青く光っている。
場内の音楽はスペーシーというかテクノ・クラブ系で、SSG TOURにちょっと似ているような。
開演近くになり、HOTEIコールも時折激しく沸き起こる。
客電が消え、ついに開演!
犬のうなり声
当然の如く、DOBERMANで開幕
非常にシンプルなステージ
布袋は白のシャツに黒のスーツ、タイ
手にしてるのは、NEW GUITAR!
やはりスーツ姿が、よく似合う!
GUITARHYTHM SERIOUS!TOURを彷彿とさせる。
大好きなリフが、NEW GUITARから紡ぎ出され、動きも激しい。
ギタリスト・布袋寅泰!
全体をみるつもりが、ステージ上の布袋に釘つけになってしまっている自分。
サイド・ギターの渡部氏の存在を忘れてしまっていることにふと気付く。
アルバム曲が4曲続き、4曲目ではZemaitisのWILDタイプの3s登場
このギターは、これまでにも何回も使われているが、こういうパートで使うのは恐らく初めて。いい音してるわ。。。と感嘆。
メンバー紹介も兼ねていて、予想ではアンコールでやってメンバー紹介だと思っていたので、まぁ、一応予想通り(笑)
5曲目で、いきなりグレイト・エスケイプになり、アルバムを一気にやらない!
つまり、NOCTURNE No.9は後ろ、ってことは昔の曲がそろそろ来る?と予感
6曲目のデスペラードと共に、Fenderのテレキャスのカスタムショップでの演奏
これが、衝撃だった。むちゃくちゃ音が太くて芯のある音にびっくり。
このギターって、こんな音したっけ・・・?
ギタマガなどでハウリングが、このギターと知って、びっくりしていたのだがそれが納得できてしまった。
7曲目では、何とZEMAITIS WILD登場!
最近、出てこないので寂しかったりしたが、やはり、このギターを使ってくれるとファンとしては、とても嬉しかったりする。
この曲はギターソロが非常に楽しみで、ギターバトルなんかもあったりする?
なんて期待もしていたのだが、布袋の圧倒的なプレイで終了。かなりアツい演奏に、最高・・・と満足感でいっぱい。
ここで、懐かしいのもやろうかっていうMCで、何?何?と、期待でパニック!
音が出た瞬間「うぉーーーーー!きたーーーーー!」とブッ飛びました(笑)
今回は、GUITARHYTHMからも1曲くらいやってくれるって信じていたけど、まさか、GUITARHYTHMとは・・・10年ぶり?
自分は、生で聴くのは初めてで、この時点で、今回、最高!とすら(笑・単純)
お次は、ザッカリーの叩く、あのイントロ!
多くの人が、ザッカリーの叩く「さよなら、アンディ」聴きたい、そう思っていたと思うんですが、夢がかなった瞬間でした。しかし、布袋はギターを持ったまま・・・あれ?
この曲といえばTE―HTwithSustainer固定スタンドが定番だったのに、今回は新しいスタイル。二人のギターの掛け合いに入ると思いきや
「スパイダ~」
えっ!!!???いきなりSPIDER IN THE SKYにチェンジ。
もしや、このままメドレー?
それは、それでアリなんだけど、とりあえずテンション上がりまくりでたまりませんでした。
次は何がくるんだろう?と思ったら
「千年王国の舞台には~」
おお,戻った!こんなの誰1人として絶対に予想してない展開。完全にヤられました。
みんなにうたってもらおうか、というMCで始まったのが、さらば青春の光
なぜか、懐かしさがこみ上げてきて、ウルウルしそうになりました。
GREATEST HITS TOURでもやってるじゃんっていわれそうですが、この曲の思い出は、やっぱりGUITARHYTHM SERIOUS!CLIMAXだったりするんですよね自分は。
そして、ZemaitisWILDでのLONELY★WILD
布袋が白いシャツだけになっているせいか、GUITARHYTHM SERIOUS!CLIMAXを思い起こしてしまい、しかもプレイが、結構似ていたりして、今までに何回か演奏されているにも関わらず、えらく感動してしまいました。
GUITARHYTHM SERIOUS!CLIMAXでの演奏が、個人的には1番好きで、ビデオで何度見返したことか・・・だから、これまでに何度か演奏したのを見ても、そこまでは感動というものはなかったんですが、今回は、感動してしまいました。
コレで、本編終わりでも、満足という感じだったんですが、最後の2曲です。というMC
ロシアン・ルーレットがスタート。
異常に盛り上がる場内。ん????と少し疑問。まるでスリルをやる時のような...
そしてGET HIGH!!
これはNEW GUITARでのプレイ。
今までの演奏を聴いた感じだと、甘いトーンという印象だったものの、ばっちり気持ちの良い音で、完璧にキメて最高にカッコよかったです。
本編終わって、ひたすら満足感で、最高だよ、という感想。
ぶっちゃけ、この時点で、アンコールは、ノクターン、NEW WORLD、ハウリングと予想できてしまい、絶対、間違いないと思っていたんですが、まさに、そのまんまでした(笑)
今まで、いろんなことやってきて、失敗もして、HOTEIというスタイルが欲しくて戦ってきたけど、ようやく、手に入れたというMC。
HOTEIという独自のスタイルという言葉は、昔からしょっちゅう言っていた気がするものの、それまでのは、失礼な言い方になるかもしれないけど、強がり、だったのかなと思いました。もう何もこわくない、永ちゃんだって怖くない、ヒムロックだって怖くない、とまで言い切りました。
ラストのハウリングは、心に染みわたり、ライブの興奮を安らかな満足感に変えてくれたような気がしました。
前回のツアーでは、体力勝負かつファンの皆と騒ぎたいというのが目的でもあったようですが、今回は、もっと高い次元で演りたい。
とにかく、ギターを弾きまくりたい。
観に来てくれた人も、きっと何か感じてくれる。
そういうMCの通りでした。
自分が、ファンになったのは、ACTIVEのライブCDで、何に惹かれたかといえば、布袋のギターでした。それまで、普通にヒット曲とかを聴いていた自分が、それらを下らない音楽にしか思えなくなってしまった。そして、布袋の曲を聴き漁り、ボウイ等の過去に遡り、そして布袋のルーツみたいなものを探ることから、洋楽へも関心がわきました。布袋が紹介した洋楽から始めて、今では、布袋に囚われずに、自分で探して選んで聴くようになりました。しかし、やはり布袋の存在は特別で別格です。もちろんいまでも当然すすめているものがあれば興味津々です。映画に出ようが、CMに出ようが、プライベートでなにがあっても、自分はギタリストとしてのHOTEIが何よりも好きでそこはブレてないし応援し続けている。そういう自分を改めて再確認できた、最高なライブでした。
初日のAX公演の後のバンドメンバーの感想も載せておきます。
ZACHARY ALFORD
「初日が終わったばかりだけど、ショウは去年よりずっと良かったよ。クラブ・ギグは去年もあったんで、今年は僕もリラックスしてできたかな。オーディエンスは去年以上にパワフルだったし最高だったよ。これから始まるツアーの楽しみ? 全てかな(笑)。あと、いつもファンのみんなに申し訳ないと思っていることは、僕がもっと日本語を勉強しなきゃいけないんだけど、アメリカに戻ってからも忙しくてね。なかなか思うようにできないんだ。でも、日本語で一言伝えるよ。“TA・DA・I・MA!”」
TSUNEMATSU MATSUI
「AX のステージは、ファンの人たちの熱気にやられましたよ(笑)。ステージに上がる前から楽屋まで客席の歓声が聞こえていたんで、開演前からテンションも高かったしね。それにライヴハウスは、観る側も僕らの細かな動きまで見えて楽しかったと思うけど、やってる側の僕らも凄く気持ちよかった。ベースに関しては、今回はとにかくリフで聴かせる曲が多いんで、完全にベースの世界に入れて、それも凄く気持ちがいいんだ。自分自身がベースの化身になるような感覚。今回のツアーはベースのリフが仮に生き物だとしたら、どんな動きをするんだろう?て思いながら、ベースと自分とが一体化することをテーマにしたいと思ってる。」
TOSHIYUKI KISHI
「久しぶりのステージはもう感動でした。リハーサルは一ヶ月ぐらいやってきて、いろいろ想定はしてるんですけど、実際、ステージに立つと想像を超えてましたね、特にお客さんの凄さは、想像の想像を超えるぐらい、もうリハーサルでは絶対に想定できない凄さでした。僕はレコーディング段階から作品には関わってますが、布袋さんの場合、それで終わりでなくて、ツアーで演奏するところまで考えて作ってることを改めて感じてます。それと、ツアーは僕らの目標のひとつでもあるんですけど、“楽しもう!”っていうことがあるんで、皆さんもそれについてきて、たまには僕らを追い越してしまうぐらい楽しんで欲しいです。」
JYUICHI WATANABE
「初日のAXを終えての感想は、やっぱりお客さんの反応が凄いなって思った。予測はしてたんだけど、もうそれ以上(笑)。こんなに凄かったかな!?ってぐらいで、なんせモニターが全然聞こえなくなっちゃう。その時、“そうだ、去年もモニターはかなり音量を出してたんだ”って思いだした(笑)。ギターに関しては、僕の弾くパートはちょっと特殊なんで、前回も大変だったけど、やっぱり今回も大変(笑)。でも、できないと悔しいのでどこまでヤルかが勝負(笑)。ステージをまだ見ていない人には、当然だけど、前回よりもひとまわり凄いライヴを見せられると思うんで“期待し過ぎてもよし!”って感じです」
- ライブ日程
- バンドメンバー
BAND MEMBER
Guitar & Vocal: 布袋 寅泰
Guitar: 渡部充一
Bass: 松井常松
Drums: ZACHARY ALFORD
Computer: 岸利至
- セットリスト
- ライブ日程