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ZEMAITIS Custom Deluxe Metal Top 2H

布袋寅泰所有のゼマイティスのメタルトップ

布袋寅泰の所有するZEMAITISといえばWILDとパールが代表的だが、このメタルトップがおそらく最もステージでの使用頻度が高いかもしれない。もはやメインギターともいえる。ボディ表面にいぶし銀に磨き上げられた薄い金属板が貼り付けられたモデルで、元々は金属板全体だけでなくP.Uカヴァーに彫金が浮き出るように施されたカスタム・デラックスの中でもトップ・グレードに入る逸品。この見事な彫金は、拳銃のグリップ加工職人の第一人者であるDanny O'Brienによるもの。ZEMAITISのメタルトップのほとんどは、Danny O'Brienによるものでボディ下部に、Danny O'Brienの名が刻まれている。因みにDanny O'Brienによる作品の中でも、このギターは特に彫りが深い。布袋寅泰所有になってからはP.Uカヴァーは外されている。

はじめてライブで使われたのはおそらく1996年のSPACE COWBOY TOURでの「FULL MOON PARTY」。その後もGREATEST HITS TOURから現在まで数多くのライブで使用されていて、使っていないライブの方がおそらく少ないくらい多用されている。

ライブアルバム『ライブin武道館』、洋楽カヴァーアルバム『MODERN TIMES ROCK'N'ROLL』のジャケットアートワークでも使用されている。