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GREATEST HITS TOUR 布袋寅泰
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大ヒットアルバム『HOTEI GREATEST HITS 1990-1999』にともなって行われた全国ツアー。バンドメンバーは1998年から変更があり、ベースに渡辺貢、キーボードにザッカリー・アルフォードが紹介したANTONY WIDOFFを迎えた新編成。実際のライブで圧巻だったのはザッカリー・アルフォードのドラム。そして印象的なキーボード。オープニングの演出、新しいギターの登場と見どころはたくさんあったのだが、従来の布袋寅泰のライブとは異なり客が聴きたい曲をやるというスタイルがロックでないとファンの中には否定的な人も少なくなかった。ヒットシングルをライブで演奏することを否定して通ぶったりパフォーマンスよりもレア曲聴きたいという体験重視な人の声が大きくなったのもこのツアー以降という印象。ただ、このツアーの位置付けとしてはアルバム『SUPERSONIC GENERATION』の海外リリースや海外公演もあり、今後活動の中心が国内ではなく海外中心にという決意もあり今まで支えてくれたファンへのサービスという意味もあったと思われる。各ライブ会場では抽選で楽屋招待も行われた。
横浜アリーナ、日本武道館、グランディー・21宮城県総合体育館(現在はセキスイハイムスーパーアリーナ)の3会場の公演からセレクトされた音源によるライブCD『TONIGHT I'M YOURS』、そしてグランディー・21宮城県総合体育館の模様は映像作品『TONIGHT I'M YOURS』として商品化されている。また、ツアー当時としては珍しい試みだったが、オフィシャルサイトでライブの模様がオンラインで期間限定(1999年12月1日-12月25日)で配信もされた。
改めて映像や音源で振り返ってみると、面白いツアーだったと個人的には思う。
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