HOTEI ROCK THE FUTURE 2000-2001 “FETISH” 布袋寅泰
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20世紀から21世紀へ。変化・進化がコンセプトのように感じられたFETISH TOURは、これまでの布袋寅泰のライブの集大成・ひとつの完成系ともいうべき極上の内容だった。アルバム『fetish』が、大人向け・玄人向け・マニア向け・・・と好きな人はとことん好きという内容だったせいか、あまり評価されていないような気がするのは気のせいだろうか。ツアーにはアルバムにも参加したマイク・ガーソンがキーボードで参加していて、ドラムのザック含め、David Bowieを支えた2人が布袋バンドにいて、さらにホーンセクションに村田陽一はじめ4名参加という総勢11名という今までにない豪華な編成。個人的には、いくつかこのツアーには参加したが、今までで一番すごいツアーかもと何度も思いました。ライブアルバムが3枚組完全収録で発売されたことからも、布袋サイド・スタッフサイドの満足度はたぶん高かったのかなと。
日本武道館での元旦公演は、テレビ朝日にて17:55から生放送された「THE GREAT LIVE 2001」で元旦発売シングルの「BORN TO BE FREE」の演奏が生中継された。来場者には特製の手ぬぐいが配布された。ライブアルバムが収録された大阪城ホール公演は『ROCK THE FUTURE TOUR 2000-2001』として映像化もされている。
余談になるが、ツアーの大阪城ホール公演2Daysと同じ日に氷室京介がKYOSUKE HIMURO TOUR 2000 "BEAT HAZE ODYSSEY"でZepp Osaka 2Daysを行った。その際に布袋バンドの渡邉貢が氷室バンドの本田毅と連絡をとり、それがきっかけで本田毅がPERSONZのメンバーに復帰したそうである。しばらくメンバーにギタリスト不在だったPERSONZの活動が本格的に再開となり、1999年から続いてきた渡邉貢の布袋バンドとしての活動は本ツアーがラストとなった。
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