布袋寅泰のアルバム「fetish」のジャケット
2000.11.29

fetish 布袋寅泰

UPDATED:

TOCT-24477
初回限定盤【CD】
特殊パッケージ仕様。初回限定となっていたが通常盤はない模様。
TOCT-95122
【SHM-CD】
2012年2月1日発売のボックスセット『HOTEI MEMORIAL SUPER BOX』に収録

20世紀最後のアルバム。ベストアルバムの大ヒットと全国ツアーを経て、再びマニアックな世界へ。アルバムタイトルのfetishとは、異常なこだわりをもつフェチ(フェティシズム)の対象にもつ個人的な感情を意味する。作品の世界観は独特だがとにかく非常に凝った音作りが特徴で音圧・バランスが素晴らしい。JAPANのLIFE IN TOKYOのカヴァーでは元JAPANのミック・カーンが参加。先行シングルとして2000年8月30日に『VAMPIRE』、2000年10月25日に『LOVE JUNKIE』がリリースされた。

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アルバム収録曲|fetish

  1. BOY MEETS GIRL [5:06]

    lyrics & music: TOMOYASU HOTEI

  2. LOVE JUNKIE [4:02]

    lyrics: YUKINOJO MORI / music: TOMOYASU HOTEI

  3. No.1 IN THE UNIVERSE [5:02]

    lyrics & music: TOMOYASU HOTEI

  4. BEAUTY & THE BEAST [4:04]

    lyrics: YUKINOJO MORI / music: TOMOYASU HOTEI

  5. PRINCE OF DARKNESS [5:25]

    lyrics: YUKINOJO MORI / music: TOMOYASU HOTEI

  6. LIFE IN TOKYO [4:03]

    lyrics & music: DAVID SILVIAN/GEORGE MORDER

  7. VAMPIRE [4:23]

    lyrics: YUKINOJO MORI / music: TOMOYASU HOTEI

  8. SECRET [4:48]

    lyrics & music: TOMOYASU HOTEI

  9. HEAVEN [5:26]

    lyrics & music: TOMOYASU HOTEI

  10. FETISH [4:21]

    music: TOMOYASU HOTEI

作品の解説

布袋寅泰史上もっとも売れたベストアルバム『GREATEST HITS 1990-1999』の翌年にリリースされたアルバム。BOØWY時代を第1章、1999年までのソロ活動を第2章として、第3章の幕開けを飾るアルバム。

前作『SUPERSONIC GENERATION』から2年7ヶ月ぶりのオリジナルアルバムは前作とはテイストとは全く異なるゴシックテイストあふれるアダルトな作風で、美しきもの、美しき香りのするもの、が作品のコンセプト。もともとBOØWYがサックスを入れた6人編成だったように布袋寅泰が好きなブラスがフィーチャーされている。マイク・ガーソン、ザッカリー・アルフォード、アンディ・マッケイ、ミック・カーンといった錚々たる面々が参加。1曲目の「BOY METS GIRL」にはラストシーンのコーラスに参加したクリス・レインボウが再び参加している。

布袋寅泰の活動において、同じことは繰り返さない、というメッセージをよく目にするが、このアルバムはまさにその信念を貫いているといえる。

俺って
DAVID BOWIE,ROXY MUSIC,T-REX
の人なんだよね。

もちろん、それ以外にも、いろいろな人から影響を受けているんだけど、今回“fetish”っていうアルバムと向き合うとき、こだわるべき部分ってのが結局は、この3者から影響を受けたところだったってこおで、アルバムの最後に3者の名前を入れたの。

“fetish”というのは僕にとって非常にピュアなアルバムなんだ。年齢的な事もあるかもしれないけれど、ジャラジャラ着飾って自分を強く見せるよりも、今の俺は確かな自信っていうものが初めて芽生えた時期なのかもしれない。そうすると何もかも脱ぎたくなる。ある種、ヌードになっているような気分を味わいながらアルバムを作っていった。

“King & Queen”“SSG”“fetish”
どれが布袋?って思うかもしれないけど、全部が俺。
そうやって常に”変化”していくことすら”ポジティヴ”なんだってこともBOWIEから学んだんだと思う。

日々、変化していってこそR&R.

布袋寅泰

この作品のクレジットの最後には、このアルバムはDAVID BOWIE、ROXY MUSIC、T.REXに捧げる、ロックンロール!!!と記載があるように、反骨精神の塊ともいうべきアルバム。例えばラストのFETISHは普通ならストラトキャスターを使うところをロックンロールのアイコンともいえるグレッチを敢えて使うといったロックンロールスピリットありきで作られている。このアルバムのイメージギターはBrian Setzer ModelのGRETSCH #6120SH(HOT ROD)と言えるかもしれない。

このアルバムの全国ツアー『HOTEI ROCK THE FUTURE 2000-2001 FETISH』は元旦の武道館ライブを含む全国21公演行われた。バンドメンバー11人と布袋史上もっとも多いバンド編成でアルバムにも参加したマイク・ガーソンもサポートメンバーとして参加。美しい音だけでなく美しき香りがテーマのアルバムだけにライブ会場ではお香が焚かれ、ツアーグッズとしてfetishという香水が発売された。2000年12月28日の大阪城ホール公演の模様を完全収録した3枚組ライブアルバム、アンコールから6曲カットされているがライブ映像作品がリリースされた。

全国ツアー『HOTEI ROCK THE FUTURE 2000-2001 FETISH』で初登場となったZemaitisはアルバム完成の自分へのご褒美として購入したもの。

クレジット情報|fetish

Produced by TOMOYASU HOTEI

TOMOYASU HOTEI - Guitar/Bass/Keyboards/Vocals
MIKE GARSON - Piano
ZACHARY ALFORD - Drums
BANANA-U・G - Synthesizer
TOSHIYUKI KISHI - Programming/AudioEdit
YOICHI MURATA - Tromborn/Horn Arrangement
KUNIHIKO IMAI - Recording and Mixing Engineer

GUESTS
ANDY MACKAY - Saxophone [HEAVEN]
MICK KARN - BASS [LIFE IN TOKYO]
CHRIS RAINBOW - Backing Vocal [BOY MEETS GIRL]
RYO TAGUCHI - Backing Vocal [trk-1,4,5,8]

STEVE WALTERS - Bass [Fetish]
BEVERLEY S. SKEETE / MIRIAM STOCKLEY - Backing Vocal [Trk-1,4,6,9]

LONDON FETISH HORNS [Trk-1,4,6,10]
STEVE SIDWELL / SIMON GARDNER - Trumpet & Flugel Horn
DAVE BISHOP - Saxophone

TOKYO FETISH HORNS [Trk-2,7]
TOSHIO ARAKI / KOUJI NISHIMURA / MASAHIKO
SUGASAKA - Trumpet
MASAKUNI TAKENO / TAKUO YAMAMOTO - Saxophone

Chris Rainbow Backing Vocal - Recorded by HAYDN BENDEL

Album recording & mixing assisted by
CHRIS BOLSTER(Abbey Road Studio), MATTHEW CULLEN / RYU KAWASHIMA(Whitfield Studio), SHINPEI YAMADA(mixer's lab / On Air Azabu Studio)

Mastered by IAN COOPER (Metropolis Mastering)

THIS ALBUM DEDICATED TO DAVID BOWIE,ROXY MUSIC and T.REX

ROCK'N ROLL!!!

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著者プロフィール / HOTEI-MODE 管理人

布袋寅泰ファンサイト製作者

@webmaster_cs

布袋寅泰アーカイブ・ディレクター。 1992年に偶然、布袋寅泰の音楽に出会い、30年以上にわたりその活動を追随。情報源が限られていた1997年、布袋寅泰に関するデータの集約と体系化を目的としたデータベースサイト「CYBERSPACE(現HOTEI-MODE)」を開設。

黎明期のインターネットからi-mode、スマートフォン時代へと変遷する中で、全楽曲、全ライブ公演のセットリスト、歴代使用ギターの変遷を記録し続けている。BOØWY・COMPLEX・ソロ期にわたる膨大なアーカイブを独自の視点で構造化し、四半世紀を超えて情報を提供。

自身のライブ参加経験と徹底した資料検証に基づき、新たに布袋寅泰の音楽に触れる層への「最適かつ正確なガイド」となるべく、欠落のないデジタル・クロニクルの構築をライフワークとしている。

音楽以外の趣味は映画、カメラ、猫。