G柄というネーミングのルーツ

いまではGUITARHYTHM柄、通称G柄として布袋ファンにはお馴染みの布袋寅泰を代表する模様ですが、そのルーツは布袋寅泰モデルギターでありギタリズム以前のBOØWY時代に衣装でも総柄を纏ったりとしていたわけで、G柄はギタリズム柄というより(布袋さんの)ギターの柄の方がしっくりくるような気もします。

昔は、幾何学模様とかアミダ模様、布袋柄とかさまざまな呼び名がありましたが、G柄という名称がいつから広まったのか・・・というかいつのまにかオフィシャルグッズでもG柄が使われています。

G柄と勝手に名付けた経緯

いつからオフィシャルでG柄という名称が使われ出したのかはちょっとよくわかりません。もともとそう呼ばれていたのかもしれませんが、少なくともメディアでG柄という名称をみた記憶はありません。

私が布袋寅泰ファンサイトを開設したのは1997年ですが、1999年にドコモのケータイ(ガラケー)でiモードというインターネットサービスが開始されたときに、iモード版ファンサイトとしてHOTEi-modeを作りました。

正直昔はパソコンでインターネットをする人たちというのは、それなりの知識があり、仕事・勉強などでパソコンを使う・使える人たちが多く、一般的とはいえませんでした。パソコンも高価でしたしね。必然的にそこで出会う人たちも、一般的な布袋ファンではなかった(いい・悪いという意味ではなく)と今なら思います。当時は、二十歳そこそこだった私が出会うファンはみな年上でオトナでした。布袋ファンはファンも素敵な人が多いと思ったものです。話はもどってiモード用のファンサイトを作ったら、ガラっとファン層が変わってしまったのです。いや、別にファン層は変わってないんですけど。リアルを見せつけられた感で、結構ショッキングでした。と、まあ、そこら辺はおいておいて、iモード開始時は、ケータイの液晶画面もモノクロでした。すぐにカラー液晶が登場して、待ち受けに画像を設定できるようにもなりました。そこで、ガラケーの小さい画面用に布袋さん関連の画像を作ってせっせとアップしたのです。

iモード用のホームページは、cHTMLという今では覚えてる人も少ないであろうマークアップ言語で記述する必要があり、画面の大きさも小さいわけですから半角カタカナを駆使して少しでも多くの情報を表示させる必要がありました。

当時の機種はNEC、富士通、三菱電気、パナソニック、ソニエリと多くあり、しかも機種によって画面の大きさといいますか解像度がマチマチで機種ごとの調整が必要になりあまりに面倒で全機種網羅するのは諦めたんですが・・・

当時の待ち受け画像ダウンロードページをスマホで表示

こんな感じで列挙してました。

作った待ち受け画像にはタイトルが必要になります。アルバムのジャケットとかギタリズムワイルドのドクロとか付けやすいのはいいのですが、そこで思ったんです。

布袋さんのシンボルマークって名前あるの!?

困ってしまったんですよね。布袋さんの1988年のファーストソロLIVEの時、GUITARHYTHMのアルファベットをG柄のところに落とし込んだマーク、アナログ盤でもお馴染みのマークそれを最初ギタリズムマークとしていたんです。

ギタリズムマーク

今更ですけどこのマーク秀逸ですよね。

さて、通常のマークは・・・・1999-2000年あたりはギタリズム終了してK&QやSSG、グレイテスト・ヒッツとリリースされる作品にはギタリズムのマークというかG柄自体が出てこない時期でした。ツアーグッズには使用されていましたが・・・画像のファイル名はg-mark2.gifとかにしていたんです。いっそのことこちをGマークってことにしようと決めました。

そして、G柄・・・

これは、もうギタリズム柄でいいやってことにしました。ガラケーの画面はとにかく表示できる文字数が少ないので短ければ短いにこしたことはなく、ギタリズム(半角カタカナ)柄としていたものもより短くするためにG柄にしよう!

と、勝手に決めてアップしてました。

この経緯だけはハッキリ覚えています。

SSGのツアーパンフなどに登場したトゲトゲのヘッドホンが発売されたときも、トゲホンって勝手に命名したり。

1999年以前にG柄という名前がもし出てきてたのなら、そちらが正当なルーツです(笑)ただ、もし存在しないなら名称が広まったルーツのひとつはHOTEi-modeの待ち受けなのかも!?。別に誰でもが思いつくネーミングなんですけどね。ただ待ち受けに関してはいまでもSNSのアイコンに当時の待ち受け画像を流用して使ってらっしゃる方を時々みかけて、ちょっと嬉しかったり、なんだか懐かしさを感じます。ありがとうございます。

ネーミングで思い出したんですが、FUNKY PUNKY TOURの時の木目のZODIAC布袋モデルのナチュラルラインっていうのは、私が発案です。出来立てのとき写真を見せてもらって、名前はまだ決まってないって話を松崎さんから聞いた時「これはNATURAL LINEでしょ!」って言ったんですよね。いつの間にか、それが定着してました。

HOTEI official website links

布袋寅泰オフィシャルウェブサイト 布袋寅泰公式ファンクラブ 布袋寅泰公式インスタグラム 布袋寅泰公式YouTube