COMPLEXの1stアルバムのCDジャケット写真
1989.04.26

COMPLEX COMPLEX

更新日:

ZT-28-5443
MT ※廃盤
RT-28-5443
LP ※廃盤
CT-32-5443
CD ※廃盤
TOCT-95114
SHM-CD ※廃盤
2012年10月10日にリマスター盤がSHM-CDとしてリイシュー。
2019年3月1日より配信中の楽曲もリマスター音源。

布袋寅泰と吉川晃司によるCOMPLEXの1st Album。先行シングル『BE MY BABY』リリースから18日後に発売。CD、カセット、レコードの3形態でのリリースで収録曲数・曲順には違いはない。BOØWYファンや布袋寅泰ファンだけでなく吉川晃司ファンを取り込み、シングル・アルバム・ビデオシングルすべてチャート1位を記録し新たなファンも獲得。音楽ユニットとしては1988年にB'zがデビューしているが商業的に成功した音楽ユニットとしてはCOMPLEXが最初といえる。

「恋をとめないで」はTBS系ドラマ23『白鳥麗子でございます!』主題歌に起用された。

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アルバム収録曲

CD

  1. PRETTY DOLL [4:00]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

  2. CRASH COMPLEXION [4:31]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  3. 恋をとめないで [3:44]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  4. Can't Stop The Silence [4:37]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  5. 2人のAnother Twilight [4:00]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  6. IMAGINE HEROES [3:23]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

  7. CLOCKWORK RUNNERS [4:19]

    作詞・作曲・編曲:布袋寅泰

  8. BE MY BABY [4:07]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  9. 路地裏のVENUS [4:13]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

  10. RAMBLING MAN [3:20]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  11. そんな君はほしくない [4:46]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  12. CRY FOR LOVE [5:45]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

LP/MT

SIDE ONE

  1. PRETTY DOLL [4:00]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

  2. CRASH COMPLEXION [4:31]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  3. 恋をとめないで [3:44]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  4. Can't Stop The Silence [4:37]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  5. 2人のAnother Twilight [4:00]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  6. IMAGINE HEROES [3:23]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

SIDE ONE

  1. CLOCKWORK RUNNERS [4:19]

    作詞・作曲・編曲:布袋寅泰

  2. BE MY BABY [4:07]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  3. 路地裏のVENUS [4:13]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

  4. RAMBLING MAN [3:20]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  5. そんな君はほしくない [4:46]

    作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰

  6. CRY FOR LOVE [5:45]

    作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰

アルバムの解説

1988年12月10日、COMPLEX結成が発表された。すでに今でいう匂わせ発言がありファンの間では噂になっていたらしいが、極秘プロジェクトだった。結成発表の日の前日に布袋寅泰と吉川晃司はカリブ海にあるモントセラト島へ渡り、エアー・スタジオ・モンセラットにてレコーディングを行った。作曲は日本ですべて終えていたとのこと。このスタジオは、ジョージ・マーティン所有のスタジオで、名盤が多数録音された有名なスタジオ(現在は閉鎖)。レコーディングは1988年12月12日から1989年1月15日の約1か月間行われ、MIX DOWNはロンドンのエア・スタジオで1989年1月18日から2月3日にかけて行われた。

COMPLEXというユニット名の由来

COMPLEXは「ふたりでやりたいこと、歌いたいものをやる」というのが一大コンセプト。コンプレックスという名前は、そのままの本来の単語の持つ意味での“複合体”、つまりヴォーカリスト吉川晃司とギタリスト布袋寅泰の複合体という意味である。そして日本語で誤って使われるようになった劣等感の意味での、洋楽に対するコンプレックスという意味も含まれているようだが、名前を決めた当初は2人とも高身長で、それがコンプレックスだよね、という話から英語の辞書でコンプレックスの意味を調べて複合体という意味を知り即決したと言われている。以下に吉川晃司がCOMPLEX活動休止後のインタビューを引用しておく。

もともと彼は俺のアルバムでもギター弾いてくれてたし、機会があったら一緒にやりたいねとは言ってたんですよ。親友だったし、よく一緒にいたし。もっとも後半は、久美ちゃん(山下久美子)と3人だったけど。 俺、随分、損な役回りで、夫婦ゲンカすると、俺がやめろ、やめろって止めに入る。すると久美ちゃんを殴れないもんだからさ、俺が替わりに殴られたりとかね(笑)。COMPLEXってバンド名は、ちょっとイヤミったらしい名前をつけたいなって言ってて、2人ともデカいでしょう。で、”すみませ~ん"みたいな感じで、じゃあそれを逆手にとって、COMPLEXってどうかなって話になった。辞書みたら、複合とか融合って意味がある。おお、それそれ、それだあって決まった。飲み屋で酒飲みながらだったから、深い意味はなかったんだけどね」

月刊カドカワ 1993/3

アルバムのコンセプトはロックンロールと歌謡界のクロスオーバー。ファーストアルバムだから「売れる」ことを意識してると論じる人もいるが当時の本人インタビューによれば「売れる」だろうけど売り上げは一切気にしていないとのこと。吉川による歌詞はラブソングが多くポップ。ただ敢えてそうしているそうで、思想的なことも男女の関係に置き換えて詞にしているとのこと。サウンド自体は1960年代〜1970年代のロックテイストが強く、リフとメロディが表に出たシンプルかつソリッド。スピード感あふれる曲が多いが、これは布袋が当時免許を取得し乗り始めたポルシェ911の影響が大きい。曲のバッキングギターはほぼフェルナンデスのTE-HT“MAIN”だが、12曲中6曲でソロやバッキングでレス・ポールを使用。ギターソロも長く、レスポールを使用していることで、従来の布袋作品とは異なる雰囲気がある。また12曲中7曲でベースも布袋が弾いている。

GUITARHYTHMの翌年にリリースされたアルバムではあるが、ギタリストとしての存在感、弾き方などもソロ・アルバムと比較するとかなり異なっている。ヴォーカリストとギタリストがシンプルにそれぞれカッコよく聴こえる,そうBOØWYがメンバー4人がそれぞれ一番カッコよく聴こえるよう目指していたのと同じように感じる。吉川晃司の声と布袋寅泰のギターがそれぞれカッコよく目立つだけでなく、ヴォーカルとギターの絡み方が素晴らしい。これはバッキングの布袋のギターの素晴らしさが大きいと思うが、池畑潤二のメタリックな質感のドラム、そしてホッピー神山、藤井丈司、マイケル・ツィマリングといったGUITARHYTHMを創った面々が参加していることも大きい。

布袋寅泰による全曲解説

PRETTY DOLL

トランスビジョン・パイプにインスパイアされた曲ですね。疾走感のある曲だし、あまり細かいことを考えずに。あと8ビートを崩すっていうのがテーマになっていて、それで、1,2弦とかを頭に持ってきたりとか、裏に持ってきたりして、崩していますね。実はこの曲は吉川が持ってきたときはまだ未完成で、彼がAメロとおもっていたものを俺はサビと解釈していたんだ。でも、その部分がよくて完成形を目指したノリ重視のR&R。

CRASH COMPLEXION

結構カシコいりフなんだけど、聴くと大きなノリみたいな感じですね。ブレイクの部分はちょっとチョーキングして、ジミー・ペイジとかそうなんだけど、音がゆれていく感じで、それが結構難しかったかな。ソロはフリーでやってる。

恋をとめないで

これは凄いポップ・チューンですね。外人は、スージー&バーシーズの「香港ガーデン」っていっていたけど。なんか香港的なリフが入っているしさ、でも、こういう曲はなるべく曲の雰囲気を殺さないようにバッキングした方がいい。あまり曲の中で、ギターが俺だ俺だっていってもしょうがないしね。曲の中でギターがちゃんと腰を据えてるみたいな感じじゃないと。ギターで難解なことをやるのもいいんだろうけど、僕にはできないし。僕は曲が一番重要なことだと思っているから。ポップな曲っていうのは普遍的なもので、時代に残るからね。

Can't Stop The Silence

感情的な曲で、今回僕が作った曲の中では、1番か2番ぐらい気に入っている。最近、すごいブルージィなものとかに、結構興味がいっててさ。この曲は家で弾いてるギターの感覚に近いと思いますね。最近泣きのギターって少ないじゃん。でも、僕らがギターを弾き始めた時のギタリストって、ビブラート一発みたいな人が主流だったし。で、そういう影響を感じつつ、それを超えるという気持ちですね。で、この曲は作った時から思い入れが強かったんで、リズムからソロまでスルーで弾いてる。ギタリストとしての僕の気持ちを生かすように。2,3テイクでとれたかな。

2人のAnother Twilight

すごいダンサブルなナンバーが作りたくてね。でも僕はダンサブル=ディスコ・ソングとは考えてないけど。この曲自体は、昔から好きな16っぽい、レイ・パーカーJr。的みたいなアレンジなんだけど、音色はもうちょっと太めの感じのロック・アプローチみたいな感じですね。こういう感じは基本的に僕の中にあるスタイルだからね。この曲は凄く自然に出来た。ソロに関していえば、結構年配気味のソロですね。全体的にソロは気に入っているけど、後半のメロディアスになる部分は特に気に入ってますね。

IMAGINE HEROES

この曲は吉川の曲で、僕のこういうギターが欲しいんだろうなっていうのが曲を聴いたときから凄くわかって、結構彼の気持ちに合うようにやったつもりですね。それは「PRETTY DOLL」と同じで、8ビートの解釈をちょっと曲げるみたいな感じで。そういうのって、一聴しただけじゃ誰も気付かないんだけど、そういうものが入ってると入ってないじゃ大違いだと思うし。そういう部分はギタリストの自我として残しておかなきゃいけない部分だと思う。ソロは脈絡のないものから、精神がピリピリいくような流れ。前の晩に一応ラインは考えておいて。でも後半は完全にノリでやってますね。

CLOCKWORK RUNNERS

曲を作る時に、倍音とメイン・リフのでかいノリをどうにかうまくやりたいなっていうのが課題で。結構、曲を作る時に時間がかかったかな。サビの部分は凄く速いんだけど、全部ダウン・ピッキングでやっていて、やっぱあのノリはダウンじゃないと出せない。

BE MY BABY

家に歩きながら帰るときに、ポッと浮かんだ曲で、そのインスピレーションを大切にした曲ですね。王道のギターのよさっていうのもやりたかったし、聴かせたかったし。で、そういう堂々としたものをシングルで出したかった。

路地裏のVENUS

吉川が、こういうものを欲しいんだろうなっていうのをアレンジを含めて入れたっていう感じですね。この曲はレス・ポールを使っていて、今までのものよりへヴぃな感じで入れた。でも、なんかレス・ポールが好きだといっても、ガーンと伸びている音は好きじゃないんで、そういう風にやっていないプレイが、この曲の新しいところであり、狙いですね。レス・ポールを使っているんだけど、キレがいいっていう感じの。レス・ポールってクリアな音にしても太い音が出るんだけど、自分の物にするのは大変だよね。それこそ、俺のテレキャスだって、もう10年くらい弾いてるけどさ。でも、ギター変えると、違う自分が出てきたりして面白いですよね。

RAMBLING MAN

これも「恋をとめないで」と同じように、ギターを曲から外さずに、メロディアスなモノを外さずにっていう感じでやりましたね。この曲のソロは、デモ・テープの段階からあったもので、メロディの一部として作っているから、ギター・ソロなんだけどギター・ソロじゃないっていう解釈ですね。でも、そんなこと考えちゃいけないのかもしれないけど。僕にしても、ファンにしても、こういうタイプの曲を僕に期待しちゃうっていうところがあるんで、そういう気持ちをわかった上で、作った感じですね。

そんな君はほしくない

このアルバムの中に、淡い感じの曲を1曲入れたいっていうのが、最初からあって、この曲がそうですね。曲調で言うとスパイ調かな。なんて言うのかな、気持ちの中の抑揚みたいなダークな部分を出したかっていうのと、コードで包み込むみたいな曲が1曲欲しいっていう感じで。アルペジオは結構すきだしさ。でも、僕は、アルペジオでも弾きにくいアルペジオって嫌いでさ。ライブでは立って弾かなきゃならないわけだし、あとあと苦労するようなアルペジオはなるべく排除して、そこを超えないようにレコーディングしてる。でも、自分ができるアルペジオの中でも、最高のヤツを使っているつもりだけどね。

CRY FOR LOVE

最初は、NEW MUZIKのトニー・マンスフィールド的な解釈で、線の細いギターを作っていたんだけど、それじゃ自分に嘘をついているなっていうところで、こういうギターに変えた。ちょっと音色を外しても気持ちが入っていたほうがいい、みたいに、マイナーなんだけど指が触れてメジャーの音が出ている部分もあるんだけどね。基本的には、気持ちが入っているっていう部分で、そのテイクを使うのがいいんじゃないかと思ってね。で、ソロも抑揚をつけずに淡々と重なっていくっていうのが、人の心を打つっていうことを僕は信じているから。何回も聴けばきっと伝わると思いますね。

Guitar Magazine 1989年6月号より

吉川晃司によるアルバムの感想

まぁ、よくもこの人相の悪い二人がジャケットに・・・・・.(笑)。 二人でよく話してたんだよね。 音楽雑誌で表紙になって、「二人とも表紙の顔じゃねぇやな」って。 この『COMPLEX』は、結構共同作業的な感じで作ったんだよ。曲はもう十日くらいでスパスパ書けたよ、その前に作ってたかどうかは知らないけど。詞はポロポロ書いちゃったよね。 ポロポロ書いちゃったからいけなかったのかもしれない。COMPLEXをやって、比重的にソロよりも多少荷が軽くなる的なものはあったよ。俺のソロの時はレコーディングで布袋君がずっとギター弾いてたけど、楽曲は俺が作ってたからね。彼のギター・ワークやアレンジ・ワークの音数はなるべく増やさないようにするっていう発想はすごく好きだね。でも、そのぶんギターのリフがしっかりしてないと絶対あり得ないからね。やっぱり作り方がうまいなと思ったね。勉強させていただきましたね。「BE MY BABY」も好きだけど、いちばん好きなのは「PRETTY DOLL」と「RAMBLING MAN」だな。今まで書いてきた詞を振り返りつつ『COMPLEX』で新たな自分の詞の世界を試そうとかっていうふうには、全然思ってなかった。だから、「吉川、そんな愛だ恋だのの詞ばっかり書きやがって、もうちょっと男っぽい詞はねぇのか?」「汗だ涙だはやめてくれよ」って言ってたよ。だから、「じゃあ、書けばいいじゃない」っていうので、彼が一曲書いてるのが「CLOCKWORKRUNNERS」なの。俺の場合、詞に対して妙にプライドがないところがいいんだよ、きっと(笑)。言葉に裏がなきゃいけないとか、社会的な要素がなきゃ突っ込まれちゃうとか、硬いのは嫌なの。日本のロックって硬いんだよね、みんな。格好だけタラタラとしてんのにさあ、どうも生活とか言ってることは、みんな学校の教師と一緒みたいなさ。あれじゃロックじゃないんじゃないの?って俺は逆に思っちゃう。詞はレコーディングに入るから書こうかなって感じだったね。普段から言葉を書くこともないし。そのかわり髭がボウボウになるくらい、一カ月とか二カ月とか家にいて、打ち込んでるの。デジタルとかって面倒で嫌いなんだけど、デモ・テープはしようがないじゃない?面白いのはさあ、ロック・ギタリストとアイドル的な二人が合わさった時に、俺の曲のほうが地味っていうか、リフだけでダラダラやってる感じのルーズなものが多くて、彼はカチッとしてるの。だから、僕の中にひとつのロック願望とバンド願望みたいなのがあって、それを消化したかったっていうのがいちばん強いね。で、一回目のツアーが面白かったの。客が喧嘩してんだもん。布袋ファンと俺のファンがバキッと分かれちゃって。あれは面白かったね。

月刊カドカワ 総力特集 吉川晃司 1993/3

リリース前の報道では、レコード盤はCDよりも1曲少ないとされていた。おそらくだが、レコードのA面B面の切り替えを考慮すると、B面1曲目を「CLOCKWORK RUNNERS」ではなく「BE MY BABY」にするつもりだったと思われる(シングルのB面でもあるので)。最終的にはカットはされずCD、LP、カセットすべて同一曲数曲順となった。

シングルカットはされなかったが(プロモ盤は存在する)「恋をとめないで」は1989年8月28日から8月31日の全4回で放送されたTBS系列・ドラマ23『白鳥麗子でございます!』の主題歌に起用された。また2005年には吉川晃司本人が出演したアサヒ飲料の缶コーヒー「WONDA」のCMでも起用されたが、こちらはCM用に歌詞を変更している。「BE MY BABY」は1991年にトヨタ自動車「SERA」のCM、2008年にTOYOTA bBのCM「エクササイズ」篇、2019年にクラシエ「いち髪」のCM「歌シャン」篇、「使うたびハッピー」篇、「使うたびみんなハッピー」篇に起用された。

2012年10月10日に待望のデジタルリマスター盤がSHM-CDとしてリリースされた。1998年のベスト盤『complex best』でもリマスタリングはなされていたが、その音質は買い替えるほどではないというか、むしろ劣化してるように感じられ(個人の感想です)オリジナルとシングルを持っていれば良いと思えたが、2012年のコンプレックスのリマスターシリーズは非常に良い音質で仕上がっている。リマスタリングを手掛けたのは過去の布袋作品を数多く手がけたイアン・クーパーによるもの。

このリマスター盤の音源は、2019年3月1日より配信されている。ただし2019年4月24日にSHM-CDでリイシューされた『complex best』に関しては残念がら1998年の音のままであり配信も同様である。是非配信サイトで聴き比べてみてほしい。

クレジット|COMPLEX

KOJI KIKKAWA/VOCALS
TOMOYASU HOTEI/GUITARS & B.G.VOCALS

PRODUCED BY TOMOYASU HOTEI

MUSICIANS
TAKESHI FUJII/KEYBOARD PROGRAMMING
HOPPY KAMIYAMA/KEYBOARDS

BASS
TOMOYASU HOTEI
Can't Stop The Silence,2人のAnother Twilight,CLOCKWORK RUNNERS,路地裏のVENUS,RAMBLING MAN,そんな君はほしくない,CRY FOR LOVE

DRUMS
JUNJI IKEHATA
恋をとめないで,RAMBLING MAN,CRY FOR LOVE

Recording Schedule

AIR MONTSERRAT
Dec.15 M-1, M-2 Rhythm Track Recording
Dec.16 M-3, M-4 Rhythm Track Recording, M-4 Bass Dubbing
Dec.17 M-5, M-6 Rhythm Track Recording & Bass Dubbing
Dec.18 M-7, M-8 Rhythm Track Recording & Bass Dubbing
Dec.20 M-9, M-10 Rhythm Track Recording, M-10 Bass Dubbing
Dec.21 M-11 Rhythm Track Recording, M-12, M-11 Keyboard Dubbing
Dec.22 M-1, M-2, M-3 Keyboard Dubbing
Dec.23 M-4, M-5, M-6, M-7 Keyboard Dubbing
Dec.24 M-8, M-9, M-10 Keyboard Dubbing
Dec.26 M-1 Guitar Dubbing
Dec.27 M-2, M-3 Guitar Dubbing
Dec.29 M-6, M-7, M-8, M-9 Guitar Dubbing
Dec.30 M-10, M-11, M-12 Guitar Dubbing
Jan. 3 M-2, M-8, Vocal & Chorus Dubbing
Jan. 4 M-9 Vocal & Chorus Dubbing
Jan. 5 M-11, M-12 Vocal & Chorus Dubbing
Jan. 6 M-3 Vocal & Chorus Dubbing
Jan. 8 M-6 Vocal & Chorus Dubbing
Jan. 9 M-4, M-10 Vocal & Chorus Dubbing
Jan.11 M-5 Vocal & Chorus Dubbing
Jan.12 M-7 Vocal & Chorus Dubbing
Jan.13 M-1 Vocal & Chorus Dubbing

ODYSSEY STUDIO LONDON
Jan.18 M-2, M-8 Drums Dubbing
Jan.19 M-11 Drums & Bass Dubbing

AIR LONDON
Jan.21 M-1 Track Down
Jan.22 M-6 Track Down
Jan.24 M-3, M-10 Track Down
Jan.25 M-9 Track Down
Jan.26 M-7, M-12 Track Down
Jan.27 M-4, M-5 Track Down
Jan.29 M-8 Track Down
Jan.30 M-2 Track Down
Jan.31 M-11 Track Down

RECORDING&MIXING ENGINEER: MICHAEL ZIMMERLING
ASSISTANT ENGINEER: RUPERT COULSON,STUART STAWMAN,COLIN ANDREWS
Pre-MASTERED BY MICHAEL ZIMMERLING
MASTERED BY CHRIS BLAIR AT ABBEY ROAD STUDIOS
RECORDED AT AIR STUDIOS MONTSERRAT
DRUMS DUBBING RECORDED AT ODYSSEY STUDIOS
ALL TRACKS MIXED AT AIR STUDIOS LONDON

Digital re-mastered by IAN COOPER (METROPOLIS MASTERING)

関連作品・ライブ

アルバム『COMPLEX』 配信サイト

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布袋寅泰ファンサイト製作者

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1978年生まれ。神奈川県川崎市育ち。
1992年にたまたま聴いた布袋さんのライブアルバムで衝撃を受け、一気にのめり込んでファン歴は30年以上。BOØWYもCOMPLEXもリアルタイムで聴いていない後追いファンです。ラジオ、雑誌、書籍くらいしか情報源はなかった1997年にインターネットに触れ当然のように布袋さん情報を求めたものの満足いくサイトがなかったので自分で発信することで情報を得ようと思い布袋寅泰ファン向けの情報ページ「CYBERSPACE」を開設。名前はSSGの歌詞に影響されたわけではありません。SSGより前です。

更新が滞る期間が大分あったもののサイト自体は27年目。長年のファンだと途中で離れたりするファンは意外と多いそうで、、、自分でもびっくりですが、ライブへの参加頻度などは落ちたものの離れた時期はなく現在に至ってます。布袋寅泰とその作品に興味を持った人に対して何らかのプラスになる情報を提供できれば幸いです。ページや情報の欠落や古い情報のままな箇所多々ありますが少しずつ更新していきます。

音楽以外の趣味は映画、カメラ、猫。

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