夢を棄てて 生きるなら おまえはもう 死んでいる・・・布袋寅泰 ５年振りのニューシングルは「『北斗の拳』201X」 テーマソング。オリジナルアルバムには未収録でベストアルバム『51 Emotions - the best for the future -』に収録。
CDに先駆けて6月23日より着うた先行配信されミリオンヒットを記録。
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作品の解説
1980年代を代表する人気漫画である『北斗の拳』は週刊少年ジャンプで1983年に連載が開始され、1988年に最終回を迎えた。しかし、関連作品や映画、ＯＶＡなどは現在も発表されており、誕生から２７年目という長い年月を経た現在、作画を手がけている原哲夫さんが『北斗の拳』の新しいイメージソングを求めていたという。原哲夫さんからの依頼で布袋寅泰が担当することになり、HOTEIとしての新曲を作るというよりは、『北斗の拳』の独自な世界観やスピリットを表現することが目的として作られた。作詞は森雪之丞が担当。『北斗の拳』の世界観を通じて布袋が常日頃感じている疑問やメッセージを森雪之丞に委ねたという。ジャケットはこの新曲のために原哲夫が書き下ろしたもの。
また、アニメ「北斗の拳」の黄金のテーマ曲ともいえるクリスタルキングの"愛をとりもどせ!! "を201X Guitar versionとしてギターインストとしてカヴァー。村田陽一をはじめとする布袋作品でホーンセクションを担当してきたミュージシャン達が参加。
「北斗の拳」の新テーマとして作った曲。有名な「お前はもう死んでいる」というケンシロウのセリフには「お前は本気で生きているのか？生きながらも死んでいるんじゃないか？」という人生における哲学的な意味合いと重なるよね。「戦わずに生きるなら、お前はもう死んでいる」という歌詞がヘヴィーなサウンドと重なり強いメッセージソングになった。ケンシロウの「アタタタタタ」」というあの声を、サスティニアックをアーミングしながら弾いた音をエディットして作って入れた。この曲は「北斗ファン」や「アニメファン」にリーチすることができて、「スリル」「POISON」「バンビーナ」みたいな、一般的に人気がある曲と同じぐらいダウンロード数が多かったんだ。海外でも認知度が高いし、裏布袋としては結構強い曲なんだよ。「新・仁義なき戦い。」や「ルパン三世」という、テーマ曲が絶対的な作品に新テーマを作るというのは勇気のいることだけど、逆に言うとやりがいがあること。「Battle Without Honor or Humanity」や「 TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」が生まれたのも、チャレンジ精神からだ。「ミッション： インポッシブル」のカバーも原曲と僕の持ち味をうまくミックスできたと思うよ。
サウンド面で布袋ファンにはよく知られているところであるが、「STILL ALIVE」のAメロの少し前のところで、ケンシロウの有名な「アータタタターッ！」をギターで表現している。チョーキングしてるところをループしてチョップし、ケンシロウの叫び風に聴こえるように作ったとのこと。
「STILL ALIVE」のミュージック・ビデオは、映像ディレクター東弘明氏が手掛けた。北斗の拳の象徴でもある“北斗七星”をバックに布袋がギターを弾き、シャウトするシーンとアニメの名シーンがミックスされており、ケンシロウを始め、ラオウ、トキ、シュウ、ユリア、サウザーといった面々も登場。布袋ファンだけでなく、北斗ファンにも訴求する内容に。リリース当時ミュージック・ビデオは2010年8月25日から有料配信されたが、現在ではYouTubeで観ることができる。
カップリングは「YouはShock」でお馴染みのテレビアニメ『北斗の拳』オープニングテーマ曲のカヴァー。オリジナルはクリスタル・キングのシングル曲（作詞: 中村公晴 / 作曲: 山下三智夫）だが、ギターによるインストカヴァー。こちらはライブで演奏されたことはない（はず）。
マスタリングをニューヨークのエンジニア集団「スターリング・サウンド」を代表する世界最高峰のエンジニアであるテッド・ジェンセンが手がけ、迫力のある素晴らしい音に仕上がっている。
アルバム『PACHISLOT 北斗の拳 世紀末救世主伝説 Original Sound Track』の1曲目にSTILL ALIVEが収録されている。北斗の拳はパチスロ機でも史上最大のセールスを記録した人気シリーズであり、「STILL ALIVE」は布袋ファンでなくてもパチスロファンなら大抵知っており実は認知度が非常に高い。さらに北斗の拳自体世界的に人気があるため、海外の北斗の拳ファンにはお馴染みの曲で「Battle Without Honor or Humanity」並みに知られているそうである。おそらく布袋ファンが思ってる以上に世間一般では人気曲があり事実布袋寅泰公式YouTubeでも動画再生回数のランキングでスリル、バンビーナ、POISONに次ぐ4位（2024年7月現在）である。
ライブでは2010年のbeat crazy presents Special Gig『B.C. ONLY 2010』で初披露され、2010年8月27日の『“TOMOYASU HOTEI Monthly Live” Vol.1』でも演奏された。しかし2013年の『Rock'n Roll Revolution Tour 2013』を最後に演奏されておらずおそらく楽しみにしているファンは多いと思われる。
2018年には「北斗の拳 202X」のためにテーマソング2作目となる『202X』を書き下ろしている。
STILL ALIVE配信サイト
当サイト運営者について
1978年生まれ。神奈川県川崎市育ち。
1992年にたまたま聴いた布袋さんのライブアルバムで衝撃を受け、一気にのめり込んでファン歴は30年以上。BOØWYもCOMPLEXもリアルタイムで聴いていない後追いファンです。ラジオ、雑誌、書籍くらいしか情報源はなかった1997年にインターネットに触れ当然のように布袋さん情報を求めたものの満足いくサイトがなかったので自分で発信することで情報を得ようと思い布袋寅泰ファン向けの情報ページ「CYBERSPACE」を開設。名前はSSGの歌詞に影響されたわけではありません。SSGより前です。
更新が滞る期間が大分あったもののサイト自体は27年目。長年のファンだと途中で離れたりするファンは意外と多いそうで、、、自分でもびっくりですが、ライブへの参加頻度などは落ちたものの離れた時期はなく現在に至ってます。布袋寅泰とその作品に興味を持った人に対して何らかのプラスになる情報を提供できれば幸いです。ページや情報の欠落や古い情報のままな箇所多々ありますが少しずつ更新していきます。
音楽以外の趣味は映画、カメラ、猫。
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