1996年のアトランタ・オリンピックの閉会式は8万5千人の観客で一杯になったセンテニアル・オリンピックスタジアムにて、5部構成の壮大なスケールで行われた。そのうちの“SPORT AS ART”において、スケートボードやBMXのアクロバティックなパフォーマンスと共に奏でられたのが“ウイングス・オブ・ヴィクトリー”というロック・オペラだった。

マイケル・ケイメン指揮のもとで、80名のゴスペルシンガー、120人編成のオーケストラと共に全世界3億5千万人が見守る中、激しいギタープレイを披露したのが布袋寅泰。指揮者のマイケル・ケイメンと向かい合うようにステージに立ち、白いBLACKFIREを全身全霊で奏でる姿は、非常にインパクトのあるものだった。布袋寅泰が出演するという情報は既にあったため、当時多くの布袋ファンがリアルタイムで感動を共にしたはずです。

この時の楽曲が日本のみですがシングルとしてリリースされたのが、このCDです。

1994年の「The Great Music Experience AONIYOSHI」に出演し、マイケル・ケイメン氏と出会ったことがきっかけで実現した,布袋寅泰を語る上で外すことのできない貴重な記録です。
01.On Wings of Victory - 11:31
music: MICHAEL KAMEN

MICHAEL KAMEN - On Wings of Victory

written by Michael Kamen

produced by Michael kamen and Steve McLaughlin

Atlanta Youth Symphony - orchestra
Morehouse Choir - gospel chorus
Tomoyasu Hotei - guitar
Ann McPhail - soprano
Michael Kamen - piano,percussion
Steve McLaughlin - drum programming

conducted by Michael Kamen

Recorded at
 Symphony Hall,Atlanta,GA
 Chapel Studios,L.A.
 Air Studios,London
 Townhouse Studios,London
 Doppler Studios,Atlanta,GA