布袋寅泰のシングル「thankyou-and-goodbye」のジャケット写真
1998.01.28

THANK YOU & GOOD BYE 布袋寅泰

更新日:

TODT-5130
【8cm CD】※廃盤【PR】

ジャケット裏面にAIR MAIL FROM LONDON、DEDICATED TO OUR 12 YEARSとプリントされている。1985年~1997年の12年間に渡る山下久美子との結婚生活を終え、山下久美子への感謝の気持ちと別れの言葉と気持ちを表したシングルである。ジャケット写真はハービー・山口さん。

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収録曲|シングル「THANK YOU & GOOD BYE」

  1. THANK YOU & GOOD BYE [4:31]

    作詞, 作曲: 布袋寅泰

  2. THANK YOU & GOOD BYE(backing track) [4:31]

    作曲: 布袋寅泰

作品の解説

二人の離婚については、二人の音楽のファン、さらには憧れの夫婦像として捉えていたファンも多く、こういったシングルを発売するということについて、不快感を感じるファンも少なからずいた。 実際にどのようなことが原因で別れに至ったかについては、当事者同士しか分からないことであり、それについて憶測をもってとやかく言うことではないだろう。

このシングル曲とは違うがシングル『NOBODY IS PERFECT』では「心変わりや裏切りさえも 今を生きている証だから 悩める心 風に委ねて 歩き続けていこう」と布袋は歌っている。例えばこのような詞に共感できる人もいれば出来ない人もいて、恐らく出来ない人のほうが多いような気がする。

こうあるべきだ、と決めたことを貫き通すことは素晴らしいことであり立派なこと。しかし、それは自分でなく他人から見ての判断であり、幸せそうにみえる人が本当に幸せかどうかなんてものは分からない。

アーティストにとって作品を残すという意味は、リスナーが思う以上に深く、そして大きなものだと思う。ただ、リリース当時の批判は、作品としてではなく、作品をリリースするという行為、リリースするに至ったコト自体に対する批判がほとんどだったような気がする。他人にどう思われようが、このシングルは、布袋自身にとって、アーティストとして、絶対に出さないといけないものだったのではないだろうか。 つまり、それだけ大きな存在だったということではないだろうか。私はそう思う。

このシングルは、アルバム『SUPERSONIC GENERATION』の制作と並行して作られた。プロデュースを布袋本人ではなくマイケル・ケイメインに任せていて、本人以外がプロデュースした作品は膨大な布袋寅泰作品の中でこのシングルのみである。

THANK YOU & GOOD BYE MV OFFICIAL VIDEO

ほぼモノクロで仕上げられたミュージックビデオでは、髪を今までにないくらい短く切った布袋が、Gibson J-180 Everly Brothersというモデルのアコースティックギターで演奏し歌っている。マイケルケイメンをはじめ、レイ・クーパー、ガイ・プラット、ピート・トーマスといった面々のアビー・ロード・スタジオにおける演奏シーンやスタジオでの様子やロンドンの風景が散りばめられた美しい作品に仕上がっている。なお映像を手がけたのは『SERIOUS CLIPS』のナイジェル・タラモ。DVD『HOTEI GREATEST VIDEO 1994-1999』に収録されている。

この曲はライブで演奏されたのは1998年のSUPERSONIC GENERATION TOURのアリーナ会場のアンコールのアコースティック・パートのみ。このパートは映像作品に収録されていない。この時のライブでは山下久美子がこのシングルの1週間前にリリースした布袋寅泰&山下久美子最後の作品となった「FOUR SEASONS」もカヴァーしている。2つの曲でひとつというのが私の理解で、さらにより深く味わうには、山下久美子のシングル『FOUR SEASONS』のタイトル曲およびカップリングの「SING A SONG」の2曲と合わせて聴くことをおすすめします。

アルバム収録は1999年リリースのベストアルバム『HOTEI GREATEST HITS 1990-1999』およびボックスセット『HOTEI MEMORIAL SUPEER BOX』のみ。なお1998年のSUPERSONIC GENERATION TOURで演奏した際、ライブで演奏するのは今回限りと明言しており、おそらく二度と歌われることはない。

クレジット|THANK YOU & GOOD BYE

THANK YOU & GOOD BYE

PRODUCED BY MICHAEL KAMEN

VOCAL & GUITARS: TOMOYASU HOTEI
PIANO & STRINGS ARRANGEMENT: MICHAEL KAMEN
PERCUSSION: RAY COOPER
BASS: GUY PRATT
DRUMS: PETE THOMAS

RECORDED &MIXED BY KUNIHIKO IMAI
RECORDED AT ARBEY ROAD STUDIO
PHOTOGRAPH BY HERBIE YAMAGUCHI

Recorded & Mixed by KUNIHIKO IMAI

関連作品・ライブ

THANK YOU & GOOD BYE配信サイト

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布袋寅泰ファンサイト製作者

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1978年生まれ。神奈川県川崎市育ち。
1992年にたまたま聴いた布袋さんのライブアルバムで衝撃を受け、一気にのめり込んでファン歴は30年以上。BOØWYもCOMPLEXもリアルタイムで聴いていない後追いファンです。ラジオ、雑誌、書籍くらいしか情報源はなかった1997年にインターネットに触れ当然のように布袋さん情報を求めたものの満足いくサイトがなかったので自分で発信することで情報を得ようと思い布袋寅泰ファン向けの情報ページ「CYBERSPACE」を開設。名前はSSGの歌詞に影響されたわけではありません。SSGより前です。

更新が滞る期間が大分あったもののサイト自体は27年目。長年のファンだと途中で離れたりするファンは意外と多いそうで、、、自分でもびっくりですが、ライブへの参加頻度などは落ちたものの離れた時期はなく現在に至ってます。布袋寅泰とその作品に興味を持った人に対して何らかのプラスになる情報を提供できれば幸いです。ページや情報の欠落や古い情報のままな箇所多々ありますが少しずつ更新していきます。

音楽以外の趣味は映画、カメラ、猫。

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