"BEAT FRONTIER"HOTEIが放つ疾風怒涛のロックンロール!

PS2ゲームソフト「鬼武者2(CAPCOM)」のテーマソング/CFソングとして有名な曲。アルバム「SCORPIO RISING」の先行シングル。「鬼武者2」のオリジナル・サウンドトラックにも収録。

アルバム「SCORPIO RISING」を作る流れの中で、スリルとスピード感、なによりもギターを弾きたいという衝動から生まれた、まさにギターから生まれた曲。シングルとして作ろうとした曲ではない。ヒットチャートと闘うことへの興味はなく、“くだらねぇ奴らばかりのなかでかき混ぜ棒みたいにぐちゃぐちゃにする”のが布袋のチャートとの付き合い方。ロックンロールの持つ力強さで自分のカラダというフィルターを通してオーディエンスと対峙するための、意思をもった強い音楽をやりたかったという。

C/Wと合わせて4曲収録というヴォリュームで,予定されていた先行シングル2枚発売を1枚にまとめた結果こうなったそうである。このシングル曲のインパクトのあるリフは、ジャケット写真で布袋が手にしている3シングルPUのZEMAITIS,布袋らしさの光るギターソロはPAERL ZEMAITIS。

インストナンバーである「FROZEN MEMORIES」は映画「KT」(阪本順治監督作品/布袋寅泰が音楽監督)のテーマ曲でもあり、サントラ盤にはボーナストラックとして収録されている。

「DOUBLE TROUBLE」は2001年11月30日に大阪城ホールで行われたライブイベント「Act Against AIDS 2001 LIVE IN OSAKA」において布袋寅泰 vs CHARで演奏された楽曲。

ジャケット写真は、紀里谷和明。写真はCG合成ではなく、実際に噴射されている火花と薄いガラス越しにギターを弾く布袋を捉えたもの。

ゲームソフト「鬼武者2」の初回プレス盤には、PVが映像特典として収録された。

PS2の人気タイトルのテーマソングということで、新しいファンの獲得に成功したが、この頃から以前からあったことではあるが、座席に関係なくステージに押し寄せるなどの行為の度が過ぎるなどファンのマナーの悪さが問題になりはじめ、ライブにおけるノリにも変化が表れ、良い意味では熱狂の度合いが増したが、その変化やファン層の変化になじめないファンも少なからず産み出してしまった。
01.RUSSIAN ROULETTE
作詞・作曲:布袋寅泰
02.SHOCK TREATMENT
作詞・作曲:布袋寅泰
03.FROZEN MEMORIES
作曲:布袋寅泰
04.DOUBLE TROUBLE
作詞:森雪之丞/作曲:布袋寅泰

PRODUCED BY TOMOYASU HOTEI

1.RUSSIAN ROULETTE
TOMOYASU HOTEI - guitar / bass / vocal
TOSHIYUKI KISHI - programming / audio edit
HIDEO YAMAKI - drums

2.SHOCK TREATMENT
TOMOYASU HOTEI - guitar / bass / vocal
TOSHIYUKI KISHI - programming / audio edit

3.FROZEN MEMORIES
TOMOYASU HOTEI - guitar / vocal
TOSHIYUKI KISHI - programming / audio edit
HIDEO YAMAKI - drums
TOMIO INOUE - bass

4.DOUBLE TROUBLE
TOMOYASU HOTEI - guitar / bass / vocal
TOSHIYUKI KISHI - programming / audio edit
ZACHARY ALFORD - drums
TSUYOSHI KON - pedal steel / guitar
TOMIO INOUE - bass

KUNIHIKO IMAI - recording & mixing engineer
TOMOYUKI NIITSU - recording & mixing assistant engineer
recording & mixing studios - IRc2 STUDIOS / DADA STUDIO

IAN COOPER - mastering engineer @ METROPOLIS MASTERING