2枚のオリジナルアルバムのみという短かったCOMPLEXの活動を一旦締めくくる形で行われた1990年11月8日に一夜限りで開催された東京ドーム公演の記録。演奏された21曲のうち14曲を収録。
解散といってしまったら二度とできないからという理由で活動休止と発表されていた。2011年に再始動し同じセットリストで東京ドームで再演。2024年5月にも東京ドーム2DAYS予定。
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アルバム収録曲
- BE MY BABY [6:09]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- PRETTY DOLL [4:07]
作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰
- NO MORE LIES [4:37]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- LOVE CHARADE [7:03]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- MODERN VISION [5:09]
作詞・作曲:吉川晃司/編曲:布袋寅泰
- BLUE [5:52]
作詞:吉川晃司・布袋寅泰/作曲・編曲:布袋寅泰
- DRAGON CRIME(East & West) [6:04]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- PROPAGANDA [3:56]
作詞・作曲・編曲:布袋寅泰
- Good Savage [3:59]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- 恋をとめないで [6:04]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- MAJESTIC BABY [6:13]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- 1990 [5:26]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- RAMBLING MAN [4:23]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- AFTER THE RAIN(朱いChina) [6:28]
作詞:吉川晃司/作曲・編曲:布袋寅泰
- 概要・解説
- クレジット
アルバムの解説
ROMANTIC 1990 TOURの後にエキストラという形で行われた東京ドームでのCOMPLEXのライブを収録したライブ盤。19901108というライブの日付がそのままタイトルになっているが、ライブのタイトルは、スポンサーのオンワード樫山が冠についたONWARD SUPER ENTERTAINMENT COMPLEX ROMANTIC EXTRA。『ROMANTIC EXTRA』のタイトルで既に映像作品を出していたために別のタイトルを付けたと思われる。ちなみにライブの衣装はJean-Paul GAULTIER(オンワード樫山)。
ROMANTIC 1990 TOURのファイナル武道館公演を最後に布袋寅泰はソロ活動に戻るつもりで、富樫春生の作品への参加やシングル『デ・ジャヴ』のレコーディング、アルバム『GUITARHYTHM Ⅱ』の準備をスタート。東京ドームがBOØWYの最後のライブの場所ということもありドーム公演には反対だったが、吉川晃司の「どうしても1度やってみたい。」という強い希望と周りのスタッフの説得によりこの東京ドーム公演が決まった。元々予定されていたものでなかったためにROMANTIC 1990 TOURのメンバーのうちドラムの古田たかしのスケジュールが合わず、そうる透に変更された。結果的にこの変更が19901108のイメージを作ったといえるかもしれない。実際にライブを観た人の感想で多いのがドラムの大きさ・重低音であり、ライブアルバム・映像作品の感想で多いのが、音があまりよくないという点。これは個々の演奏が微妙だったのではなく単純に音のバランスが悪かっただけと思われる。
東京ドームのライヴは印象深かったですね。この時にはもう俺らの気持ちは一緒じゃなかったから、バンドでありながら、知らんぷりしてライヴをやるってのは、初めての体験で。でもなかなかおもしろかった。これはこれでおもしろいんだって、思いながらやりましたね。打ち上げの時に『一緒にやらなかったら、友達でいられたかもしれないね』って、2人でそんな話をした。で、『じゃあ、元気でね』って言って、それから一度も会ってない。要するに、友達同士ってのとビジネスのつきあいが、違うもんだったってことかな。別に彼のことを嫌いになったわけじゃないんですよ。一緒にやって、音楽的に勉強させてもらったし、随分、感謝してます。なんか、別れたカミさんみたいな感じですね」
月刊カドカワ 総力特集 吉川晃司 1993/3
このライブの映像はライブアルバム発売から約3週間後にVHS/LDで発売。ライブでは本編19曲+アンコール2曲の合計21曲が演奏されたが、このライブアルバムに収録されているのは14曲のみ。なお映像作品『19901108』には「2人のAnother Twilight」と「IMAGINE HEROES」の2曲多い16曲が収録となっている。2002年にDVD化。
2012年10月10日に、デジタルリマスター盤がSHM-CDとしてリリース。布袋寅泰作品も多数手がけたイアン・クーパーによるデジタルリマスタリングでオリジナル盤とは別物といえる素晴らしい音質に生まれ変わった。
- 収録曲
- クレジット
クレジット|19901108
- COMPLEX
- KOJI KIKKAWA
- TOMOYASU HOTEI
- SUPPORT MEMBER at Tokyo Dome 1990.11.08
- HIROMICHI KOIKE - Bass&Chorus
- SOUL TOUL - Drums
- STEVE ETO - Percussions&Chorus
- TSUNEHIKO YASHIRO - Keyboards
- NORIKAZU MIURA - Computer Program
Recorded at Tokyo Dome 1990.11.08
Recording&Mixing Engineer: Tatsuya Sakamoto
Morbil Recording By S.C.I
Mixed At Baybridge Studio 1990.11.16-25
A&R Directors: Ken Sugaya(Toshiba EMI), Mitsunobu Sekiguchi (ToyBox)
Assistant A&R Director: Tetsu Hirose (Toshiba EMI)
Photographer: Kazuhiko Sonoki, Kimi Mukohyama
Art Director: Katsu Nagaishi
Design:Katsu Nagaishi, Toshiaki Uesugi, Keiko Oda
EXECUTIVE PRODUCERS
Itsuo Kauamura(7's), Senji Kasuya (ToyBox), Kei Ishizaka(Toshiba EM), Seizo Shimokobe(Toshiba EMI)
SPECIAL THANKS
ТАMA, HOSHINO GARRI(TAKAZAWA), FERNANDES(MATSUZAKI), IBANEZ, SOMOR, ANT(TAKAHASHI), HALF TONE(FUKUCHI), WANNABES(UCHIDA), GENETECH JO STUDIO, SHIBAURA STUDIO, STAFF GANG(SASAKI), LEO MUSIC(WATARI), SHIMIZU BUTAI, ONWARD, DENTSU(KOBAYASHI, IGARASHI, HARR), IRc2 LONDON(LENNY, DANNY), BAY BRIDGE STUDIO(SASAKI), SEDIC STUDIO(TSURU)
CREW At TOKYO DOME
Producers: Senji Kasuya(IRc2), Itsuo Kawamura (7's)
Total Stage Manager: Tohru Chonan (Maple)
Stage managers: Ichiro Nakayama, Hironobu Hanzawa(One Point)
Assistant Stage Manager: Tadashi Ikeda(One Point)
Tour Manager: Takumi Togashi(7's), Mitsunobu Sekiguchi(IRc2)
Assistant Tour Manager: Shigeki Sumomozawa(IRc2)
Lighting Plan&Operate: Kohji Sasaki(Burn Storm Network)
Assistant Lighting Operater: Kazutishi Yoneya(Lighting Version)
P.A Engineer: Tsutomu Imahashi (Group Done)
Monitor Engineer: Yukihiro Kitayama (Yul Stage Service)
Back Line: Hidehito Satake, Tomiji Sato(Leo Music), Morihiko Yamane
Promoters: Yoshio Ichikawa, Takeo Nakanishi, Satoshi Kuroki, Eiji Kashiwagi (Disk Garage)
Stage Plan: COMPLEX&CREW
Costume by Jean Paul Gaultier(Onward Kashiyama)
Styling: Eriko Higuchi
Hair&Make Up: Shoji Koshinuma (Seints)
Stage Account: Kazumi Takahashi(IRc2)
KOJI KIKKAWA Management: 7's ENTERPRIZE
TOMOYASU HOTEI Management: IRc2 CORPORATION
SPECIAL THANKS
WESS, G.I.P, FOB, FLIP SIDE, DISK GARAGE, SUNDAY FOLK, YUMEBANCHI, DUKE, CANDY PROMOTION, BER, BRAINS, K&M PROMOTION, LIGHTING VERSION(OBATA), SUN PLANT(HARA), YUI STAGE SERVICE(IZAWA), ROLAND(KAMINISHIZONO), SOUND MEDIA(SHIMODA, SEYAMA, YOKOSE), CREA JAPAN, KORG(KOBAYASHI).
TOSHIBA EMI PROMOTERS(TSURUTA, OZAWA, KATO Jr.)
- 収録曲
- 概要・解説
関連作品・ライブ
アルバム『19901108』 配信サイト
当サイト運営者について
@webmaster_cs
1978年生まれ。神奈川県川崎市育ち。
1992年にたまたま聴いた布袋さんのライブアルバムで衝撃を受け、一気にのめり込んでファン歴は30年以上。BOØWYもCOMPLEXもリアルタイムで聴いていない後追いファンです。ラジオ、雑誌、書籍くらいしか情報源はなかった1997年にインターネットに触れ当然のように布袋さん情報を求めたものの満足いくサイトがなかったので自分で発信することで情報を得ようと思い布袋寅泰ファン向けの情報ページ「CYBERSPACE」を開設。名前はSSGの歌詞に影響されたわけではありません。SSGより前です。
更新が滞る期間が大分あったもののサイト自体は27年目。長年のファンだと途中で離れたりするファンは意外と多いそうで、、、自分でもびっくりですが、ライブへの参加頻度などは落ちたものの離れた時期はなく現在に至ってます。布袋寅泰とその作品に興味を持った人に対して何らかのプラスになる情報を提供できれば幸いです。ページや情報の欠落や古い情報のままな箇所多々ありますが少しずつ更新していきます。
音楽以外の趣味は映画、カメラ、猫。
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