チームスマイル・釜石PIT Presents 布袋寅泰 SPECIAL LIVE 布袋寅泰

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）を受けて娯楽界において復興支援活動を行うために2012年10月4日にぴあ株式会社の代表取締役社長の矢内廣を理事として設立された一般社団法人チームスマイル。東北に、いわきPIT、釜石PIT、仙台PIT、そして東京の豊洲PITの4つのエンターテイメント専用施設を作り、収益を復興支援に充てる活動を続けてきた。施設の名前にあるPITは"Power Into Tohoku!"の略である。ちなみにCOMPLEXが1989年のツアーでライブを行った汐留PIT（期間限定施設）もぴあ株式会社によるものだったが、PIA INTERMEDIA THEATERの略だった。2016年には布袋寅泰 35th ANNIVERSARY『8 BEATのシルエット』の『【BEAT 4】～Promise～ 東北PITツアーwith Team Smile』として東北PITツアー3公演を行なっている。2022年12月をもってチームスマイルが社団法人としての全活動を終了することになり、その前に一般社団法人チームスマイル主催で開催されたスペシャルライブが本公演。
釜石は布袋寅泰の親戚が住んでいたため少年時代の思い出の地であり、毎年夏に訪れていたそうで、さらに釜石で従兄弟に聴かされたビートルズの影響は、現在のギタリスト・布袋寅泰をつくったひとつの大きな要素とのこと。ちなみに2023年2月11日に発売されたハービー・山口による写真集『GLORIOUS DAYS』における最新の布袋寅泰のショットは釜石の海岸での写真で、このライブの時に訪れたとのこと。

公演の3日前に同じサポートメンバーでぴあ創業50周年感謝イベントにも出演している。この釜石公演も布袋寅泰と株式会社ぴあの矢内廣氏との強い絆あってのことだろう。

現在も4つのPITは運営元を変更してそのまま運営は継続している。

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