Battle Without Honor or Humanity

布袋寅泰が豊川悦司と共に主演をつとめた映画『新・仁義なき戦い。』のテーマ曲。この作品の音楽監督も担当しサウンドトラック『新・仁義なき戦い。そしてその映画音楽』が2000年11月29日にリリースされた。その翌月から始まった全国ツアー『HOTEI ROCK THE FUTURE 2000-2001 “FETISH”』のセットリストに組み込まれた。

この映画をみたクエンティン・タランティーノがこの曲をどうしても使いたいと希望し、映画『Kill Bill』で使用され、その際にBattle Without Honor or Humanityというタイトルに。これはタランティーノが付けたそうである。映画はもちろんのこと、サントラも大ヒットし、Battle Without Honor or Humanityはキルビルのテーマとして世界中で知られることに。

2004年3月31日にギターインストベストアルバム『ELECTRIC SAMURAI』がリリースされ海外でもリリースされた。2004年6月30日には『アナザー・バトル』というタイトルで布袋寅泰のシングルとしてもCDおよびアナログ盤でリリース。2006年1月25日にはRIP SLYMEの「FUNKASTIC」とマッシュアップされたHOTEI vs RIP SLYME のシングル『BATTLE FUNKASTIC』がリリース。2006年4月までトヨタ・bBのCM曲として使用されていた。ファットボーイ・スリムの「Right Here Right Now」とマッシュアップされた楽曲がドコモのスマートフォンのCMに起用されていたことも。

オリジナル以外に、布袋寅泰自身がリミックスしたSAMURAI MIX、コーネリアスによるCORNELIUS Remix、Nate SmithをフィーチャリングしたBattle Without Honor or Humanity（Solid Groove）がリリースされている。

キルビル効果で、世界中で様々なシーンで使われ、他の映画でも起用されたり、それは現在も続いている。日本の楽曲の海外での使用料金ランキングでも上位に。有名になってから20年以上たった現在でも日本のテレビで耳にしない日はないくらい多用されており、布袋寅泰の作品の中でもっとも有名な曲・数ある代表曲の中でもNo.1。

Marvels of Saudi Orchestra 東京公演