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![布袋寅泰のシングル「RUSSIAN ROULETTE」のジャケット写真](russian-roulette_1200x1200.avif)
"BEAT FRONTIER"HOTEIが放つ疾風怒涛のロックンロール!
PS2ゲームソフト「鬼武者2(CAPCOM)」のテーマソング/CFソングとして有名な曲。アルバム『SCORPIO RISING』の先行シングル(EP)。ゲームソフト「鬼武者2」のオリジナル・サウンドトラックにも収録。
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収録曲|シングル「RUSSIAN ROULETTE」
- RUSSIAN ROULETTE [3:59]
lyrics & music: TOMOYASU HOTEI
- SHOCK TREATMENT [3:27]
lyrics & music: TOMOYASU HOTEI
- FROZEN MEMORIES [4:00]
music: TOMOYASU HOTEI
- DOUBLE TROUBLE [4:32]
lyrics: YUKINOJO MORI / music: TOMOYASU HOTEI
- 概要・解説
- クレジット
作品の解説
アルバム『SCORPIO RISING』を作る流れの中で、スリルとスピード感、なによりもギターを弾きたいという衝動から生まれた、まさにギターから生まれた曲。シングルとして作ろうとした曲ではない。ヒットチャートと闘うことへの興味はなく「くだらねぇ奴らばかりのなかでかき混ぜ棒みたいにぐちゃぐちゃにする」のが布袋のチャートとの付き合い方。ロックンロールの持つ力強さで自分のカラダというフィルターを通してオーディエンスと対峙するための、意思をもった強い音楽をやりたかったという。
僕のライブの定番曲。やっぱりこの曲のキーワードは「勝負」「賭け」ですよね。僕の中には「夢を追いかける」というキーワードと「自分に賭ける」というキーワードがあって、どうせダメかも知れないんだったら、ダメもとでいいから自分に賭けてみろ。常にそんな思いがある。
それは僕の生き様だと思うし、実際、何もやらないよりもやって得たものの方がやっぱり多いから。いつも歌詞はギリギリまで迷う。どんどん装飾出来なくなっている。
「本当に自分はそう思っているのか?」と常に自問する。言い放つ方にも責任があるじゃないですか。言葉はビートと一緒に直にハートに飛んでいくから。
「CHANGE YOURSELF!」も、そこは同じ。いろんな世界で戦っている同志へ向けてのエール。サウンドはジェットコースターみたいに、ものすごいスピードで角度を切っていくイメージ。風を切る爽快感もあるけど、ギリギリの危なさみたいなものもある。それがHOTEIという音楽の快感の原点でしょう。
全4曲収録というヴォリュームになったのは予定されていた先行シングル2枚発売を1枚にまとめた結果こうなったそうである。おそらく「SHOCK TREATMENT」もシングルで出す予定だったということだろう。このシングル曲のインパクトのあるリフは、ジャケット写真で布袋が手にしている3シングルPUのZEMAITIS。布袋らしさの光るギターソロはZEMAITISのパール。
インストナンバーである「FROZEN MEMORIES」は映画「KT」(阪本順治監督作品/布袋寅泰が音楽監督)のテーマ曲でもあり、サントラ盤にはボーナストラックとして収録されている。
「DOUBLE TROUBLE」は2001年11月30日に大阪城ホールで行われたライブイベント「Act Against AIDS 2001 LIVE IN OSAKA」において布袋寅泰 vs CHARで演奏された楽曲。
ジャケット写真は、紀里谷和明。写真はCG合成ではなく、実際に噴射されている火花と薄いガラス越しにギターを弾く布袋を捉えたもの。ミュージックビデオはCGも多用され楽曲のイメージにジャストな秀逸な作品。監督は番場秀一氏。
![RUSSIAN ROULETTE MV OFFICIAL VIDEO](russian-roulette_1200x675.avif)
ゲームソフト「鬼武者2」の初回プレス盤には、ミュージックビデオが映像特典として収録された。
「RUSSIAN ROULETTE」が『鬼武者2』の主題歌に採用されたことに関して、『鬼武者2』プロデューサーの稲船氏は「鬼武者2が持つ『男らしさ』と『爽快感』に、布袋氏の曲や曲作りのスタイルがピッタリマッチしたため」と、ゲームのイメージを重視した人選であることを明らかにしている。
PS2の人気タイトルのテーマソングということで、新しいファンの獲得に成功。ゲームセンターで稼働していたGuitarFreaksおよびDrumManiaにも収録されていた。ただ、この頃から以前からあったことではあるが、座席に関係なくステージに押し寄せるといったマナーの悪さが問題になりはじめた。客席に柵やロープが用意されるようになったのは『HOTEI ROCK THE FUTURE 2002 SCORPIO RISING TOUR』からである。ステージ上のメンバーに直に触れたり、ギターのスイッチをいじったり、身につけている私物を強奪するような悪ノリするファン(?)や、偽物のスタッフTシャツ自作など目に余る行為が問題に。ライブにおけるノリにも変化が表れ、現在では定番化したコール&レスポンスではあるが、当時は戸惑う人も多く、良い意味では熱狂の度合いが増したが、雰囲気の変化やファン層の変化になじめないファンも少なからず産み出してしまった。
- 収録曲目
- クレジット
Credit title|RUSSIAN ROULETTE
PRODUCED BY TOMOYASU HOTEI
RUSSIAN ROULETTE
TOMOYASU HOTEI - guitar / bass / vocal
TOSHIYUKI KISHI - programming / audio edit
HIDEO YAMAKI - drums
SHOCK TREATMENT
TOMOYASU HOTEI - guitar / bass / vocal
TOSHIYUKI KISHI - programming / audio edit
FROZEN MEMORIES
TOMOYASU HOTEI - guitar / keyboards
TOSHIYUKI KISHI - programming / audio edit
HIDEO YAMAKI - drums
TOMIO INOUE - bass
DOUBLE TROUBLE
TOMOYASU HOTEI - guitar / bass / vocal
TOSHIYUKI KISHI- programming / audio edit
ZACHARY ALFORD - drums
TSUYOSHI KON - pedal steel / guitar
TOMIO INQUE - bass
NAORU UCHIDA - guitar tech & equipment for HOTEI (LEO MUSIC)
HIDEFUMI ITOH - drum tech for Zachary Alford (LEO MUSIC)
KUNIHIKO IMAI recording & mixing engineer (OOROBEAT)
TOMOYUKI NITSU - recording & mixing assistant engineer (IRc2 STUDIOS)
recording & mixing studios - IRc2 STUDIOS / DADA STUDIO
IAN COOPER - mastering engineer @ METROPOLIS MASTERING
Visual
Art Direction & Design: OOO=Triple-O
Photographer: KAZUAKI KIRIYA
Costume Design by YOSHI-HIRO SUZUKI (GORI international inc.)
Costume & Styling by GORI international inc.
Hair & Make up: SHOKO KAWANQ (Sashu)
Management - IRc2 CORPORATION
©2002 IRc2 CORPORATION
- 収録曲目
- 概要・解説
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