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布袋寅泰のシングル「スリル」のジャケット写真

1995.10.18

スリル 布袋寅泰

更新日:

TODT-3578
【8cm CD】※廃盤【PR】

GUITARHYTHM終了後の初のシングル。COUNT DOWN TVの1995年11月オープニングテーマ曲。オリコン初登場1位を記録し、これは1991年のギタリズム再始動の幕開けとなったシングル『BEAT EMOTION』以来であり、ギタリズム後の活動第一弾として最高のスタートを切る形となった。1996年の大ヒットアルバム『King & Queen』の先行シングル。布袋寅泰を代表する一曲。

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収録曲|シングル「スリル」

  1. スリル [4:41]

    作詞: 森雪之丞 / 作曲: 布袋寅泰

  2. サイバーシティは眠らない [4:19]

    作詞: 布袋寅泰, Tony James, Neal Whitmore, Christopher Novak / 作曲: 布袋寅泰

作品の解説

乱暴なまでのコンプレッションを持った、激しいサウンド、そして、それにピッタリ呼応するかのように作られた、映像作家・中野裕之による超刺激的なヴィデオクリップも話題になった。名前の通り、始めから終わりまでスリルに満ち溢れた曲である。コーラスに藤井フミヤが参加していることも話題に。ライブではセットリストに組み込まれることも多い。なお布袋寅泰25周年記念ベストアルバム『ALL TIME SUPER BEST』にはPUNKY VERSIONという別アレンジで収録されている。

これはまさに「ロックンロールの王道」。出だしのBaby Baby Baby・・・が頭に浮かんだ瞬間ガッツポーズしたよ。「BE MY BABY」もそうだし「スリル」もそうだけど、とにかく一度聴いたら耳から離れないっていう、王道のヒットチューンだと思う。ヒットって狙って掴まなきゃ意味がない。偶然のヒットはただの偶然であって、狙って得たものとは醍醐味が違う。「スリル」「POISON」「バンビーナ」には、完璧にそこを狙う気迫が込められているし、曲のどこをとっても物棲くメジャー感があると思う。ギターの歪み加減や歌のエフェクト、ハイハットの強弱や音の定位など、細部までとことんこだわって作り上げた。誰がなんと言おうが、この曲はいつまでも古びない日本のロックの永遠のマスターピースだと思う。
僕はよく、曲の出だしにエフェクト音などを足して、イントロのインパクトを高める方法を使う。「マリオネット」や「B・BLUE」「CHANGE YOURSELF!」他にもたくさんあるけど、「スリル」の出だしが予期せぬ一人歩きを始めた時はさすがに困ったね(笑)。

51 Emotions 布袋寅泰

スリルのイントロ部分は、江頭2:50のテーマ曲になっているため、布袋寅泰の名前や曲をしらなくても、知っている人は多かった。そのイメージがつくことは本人だけでなくファンも苦々しく思っている風潮があったかもしれないが、それだけサウンドにインパクトがあったともいえ、現在では、布袋さん本人も公認はしないものの江頭2:50を応援している。また、ゲームセンターにあったREFLEC BEAT colette(2012年)、jubeat saucer(2013年)にも楽曲が収録されていた。

カップリングの「サイバーシティーは眠らない」は、SIGUE SIGUE SPUTNIKのTony JamesとNeal X(Neal Whitmore)の二人が、Christopher Novak(Vocal)、John Green (keyboards)、元Generation XのギタリストのBob “Derwood” Andrewsと共に作った“Sputnik:The Next Generaion”というバンドの為に書き下ろした「CyberSpace Party」のセルフカヴァー。セルフカヴァーといっても発売はスリルのが早かった。日本では1995年12月20日にシングル『CYBERSPACE PARTY』でリリースされた。その翌日から2日間にわたって横浜アリーナで行われた『TOKYO Inter-Live '95 サイバーシティーは眠らない』ではコンサートのタイトルにもなっており、1曲目で演奏された。このライブ映像を収録した映像作品も『サイバーシティーは眠らない』。1996年1月24日に発売されたSPUTNIK THE NEXT GENERATIONのアルバムの国内盤にはボーナストラックとして「サイバーシティーは眠らない」も収録された。

シングルのジャケット写真で布袋さんが着用しているのはクロムハーツの革ジャン。それよりも特徴あるネイルが気になった方はこちら

Credit title|スリル

スリル - 4'41"

Vocal, Guitar, Bass and Keyboards: TOMOYASU HOTEI
Backing Vocal: FUMIYA FUJII by the courtesy of PONY CANYON inc., KYO-YA
Computer Programming: TAKESHI FUJII

サイバーシティーは眠らない - 4'19"

Vocal, Guitar and Keyboards: TOMOYASU HOTEI
Programming: TAKESHI FUJII, HIDEKI MATSUTAKE, TOSHIHARU UMEZAKI
Backing Vocal: FUMIYA FUJII by the courtesy of PONY CANYON inc., JILL, KYO-YA, LENNY ZAKATEK

Recorded & Mixed by KUNIHIKO IMAI
MASTERED BY STEPHEN MARCUSSEN (PRECISION MASTERING)

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