GUITARHYTHM SERIOUS! CLIMAX ARENA TOUR中にリリースされたシングル。アルバム「GUITARHYTHM Ⅳ」よりシングルカット。"薔薇と雨"はシングル・ヴァージョンとなっており、アコースティックギターによるイントロが追加されている点がアルバム収録ヴァージョンとは異なっている。
布袋自身が「永遠の名曲」と語るこの"薔薇と雨"は本格的なバラード曲としては初めての曲であるだけでなく"GUITARHYTHM"の歴史、もっと言えば布袋寅泰の歴史を語る上で極めて重要な曲である。
ジャケットはバラの香りつきという特別仕様であった。
布袋自身が「永遠の名曲」と語るこの"薔薇と雨"は本格的なバラード曲としては初めての曲であるだけでなく"GUITARHYTHM"の歴史、もっと言えば布袋寅泰の歴史を語る上で極めて重要な曲である。
スイスのマウンテンスタジオでGUITARHYTHM Ⅳのミックス作業をしていた際、この"薔薇と雨"が流れていた時、布袋の後ろから突然肩を叩かれた。そこに立っていたのはDavid Bowie。そして“Are you Hotei?”と尋ねられ“Yes,I am.”と布袋は答えると“This is a nice song.”とDavid Bowieは布袋に言ったという。薔薇と雨という曲があるんだけど、あれは、自分のフラットの中で、何もない日だったかな、4日くらい誰とも会ってなくてさ、雨が降っている日で、窓辺に飾っていた薔薇に雫がついていてさ、そのシルエットを見ているうちに、詞と曲が同時に生まれたんだよ。自分でも、なぜこの曲が書けたのか不思議で、自信というよりは、この曲を作れた俺を通して、もう一回音楽のことが好きになった。やっぱりマジックはあるんだと。
カップリングにはGUITARHYTHM SERIOUS? TOURのENDING THEMEでもあったエルヴィス・プレスリーの"CRYING IN THE CHAPEL"のカヴァーと"薔薇と雨"のインストをオリジナル・カラオケとして収録。この曲は、俺の今までの曲の中で、とんでもないくらいに俺だしさ、自分の気持ちからストレートに、にじみ出てきたってことに、俺は自分で感動した。だから、あんなに素敵な詞もうたえたんだろうし、この詞をうたってから、俺は、もう今後ないだろうっていえるほど変わった。マーク・ボランを初めてみて衝撃を受けた、あれが俺になったっていうか、俺の中で俺というスターが生まれた。それくらい大きい出来事でした。
しかも、その曲がデヴィッド・ボウイのハートに届いた。すべてが夢のような話です。
ジャケットはバラの香りつきという特別仕様であった。
- 01.薔薇と雨(SINGLE VERSION)
- lyrics,music & arrangement:TOMOYASU HOTEI
strings arrangement:SIMON HALE - 02.CRYING IN THE CHAPEL
- lyrics & music:ARTHUR GLENN
arrangement:TOMOYASU HOTEI - 03.薔薇と雨(ORIGINAL KARAOKE)
- lyrics,music & arrangement:TOMOYASU HOTEI
- 薔薇と雨 C/W CRYING IN THE CHAPEL
- VOCAL & GUITAR:布袋寅泰
- STRINGS:THE LONDON SECTION ORCHESTRA(薔薇と雨)
- DRUMS:椎野恭一(CRYING IN THE CHAPEL)
- KEYBOARD:小森茂生(CRYING IN THE CHAPEL)