
1994.06.10 - 1994.09.13
GUITARHYTHM SERIOUS? TOUR 布袋寅泰
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全国を熱狂させた『GUITARHYTHM WILD TOUR』終了後、シングル『さらば青春の光』を制作し、1年間休むと宣言し単身渡英。海外生活で抱えていた様々な問題を解決し、今までの作品とは違った形で作り出したアルバム『GUITARHYTHM Ⅳ』。これがギタリズムシリーズの最終章となり、全国ツアー&アリーナツアーが布袋寅泰バンドの最後のツアーになった。後にTONIGHT I'M YOURSというキャッチコピーがライブで3回使用されているが、このツアーがその発祥と思われる。その理由として以下にツアーパンフに掲載されていた布袋寅泰からのメッセージを引用しておく。
逢いたかったよ・・・心から。
ロンドンの名前も知らない路地で、
ジャマイカの満点の星空の下で、
スペインの小さなホテルのベッドで、
スイスの冷たい雨の中で、
ニューヨークの妖しげなバーで、
アムステルダムのカフェで、
お前と逢うのをずっと夢見てた。
風の吹くまま自分勝手にさっさと消えちまう・・・
そんなわがままな俺を待っていてくれてありがとう。
約束通り“布袋”は前よりもっと“布袋”らしくなって帰ってきたゼ。
自分の中に存在するあらゆる{?}に決着をつけてきた。
この「GUITARHYTHM SERIOUS? TOUR」は、俺の情熱の証しだ。
心の扉を大きく広げて受け止めてほしい。
そしてお前の中に存在する{?}に対しての答えを見いだしてほしい。
涙も笑顔もすべては明日の夢に導かれたもの・・・
前にはそう信じて今日を生きてほしい。
今夜俺はお前のために歌い、
お前のためにギターを掻き鳴らす。
今夜俺はお前のものサ!だからお願いだ!すべての愛を俺に注いでおくれ!
(追伸・・・孤独なのはお前だけじゃない)布袋寅泰
BOØWY、COMPLEX含めても、ひとつのツアーで44公演というのはこの当時、布袋史上最大の公演数。後に1999年のGREATEST HITS TOURが45公演となり更新され、2002年のSCORPIO RISING TOURの47公演がMAX。
ツアーの模様は音源のみラジオで放送されたことはあったものの作品としてはリリースされておらず、唯一DVD『TONIGHT I'M YOURS』の特典映像として1994年6月14日の渋谷公会堂でのSURRENDERが一部収録されている。
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