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1995.12.21 - 1995.12.22
TOKYO Inter-Live '95 サイバーシティーは眠らない 布袋寅泰
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1995年10月にギタリズム終了後初のシングルとなる『スリル』がリリースされ、12月4日に渋谷のライブハウスでシークレットギグ、その後に開催された布袋寅泰の新しいソロ活動の本格的な幕開けを告げるライブ。
巨大スクリーンと膨大な数のライト、レーザーによるかつてない程、大規模なセットが組まれたステージは、21世紀のLIVEを予感させた。ライブは後に映像作品として次の世代に伝えたいという強い思いもあり、総勢300人にも及ぶ国内、国外のスタッフが作り上げた。またNTTデータをはじめとした大企業がスポンサーになり、1995年当時としては画期的なインターネット上でのライブ配信も試された。他にも坂本龍一がライブ配信を行った記録もあるが、極めて限られたケースだったはずである。ライブのタイトルがインターライブになっていたりオープニング曲が「http://5minutes/」となっており、インターネットが普及した現在の常識から考えるとちょっと変に感じる箇所もあるが、1995年というのは、インターネット黎明期であり世の中の多くの人はインターネット?なにそれ知らない・分からない、そんな時代だったわけで仕方のないことである。
このライブでは森岡賢(ソフトバレエ)がキーボードで参加しており、そのパフォーマンスが印象的だったが、このライブのみで布袋バンドを脱退(脱退理由は本気になってしまいそうだから)。
とにかく見所満載の濃いライブで、その模様はDVD『サイバーシティは眠らない』に完全収録されている。
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