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FERNANDES MV-480HT

フェルナンデスの布袋シグネチャーモデル MV-480HTのブラック

COMPLEX時代の1989年に作られた布袋モデル。ブラック・レッド・ホワイトの3種類が作られたが、ライブなどで使用されたのはブラックとレッドの2つで黒と赤の印象が強い。幻のホワイトは既に譲渡されている。1960年代のアメリカのナショナル製ギターのグレンウッドにインスパイアされた特徴的なボディでアーチド・メイプルトップ&マホガニーバックのレスポール構造。指板に2種類の貝であしらわれたギタリズムマークのポジションマーク。ファイン・チューナー装備のTP-6テイルピースを搭載。一般向けにも受注生産という形で短期間販売はされはしたが、フェルナンデスが外部メーカーに生産委託で安価で販売する廉価モデルではなくプレミアムラインであり、型番のとおり48万円と布袋モデルギターとしてはW-NECK(TE-360HT)より高くもっとも高価(当時)。当時のファンの年齢層を踏まえると買える人は限られていたと思われる。そのため製造本数は極めて少なく現在中古市場では100-200万円で取引されている。

ライブでの初登場はCOMPLEX最初のツアーの1曲目「PRETTY DOLL」で6曲連続+アンコールの「BE MY BABY」でレッドが使用された。ブラックカラーは、COMPLEXのシングル『1990』のミュージックビデオをはじめCOMPLEXの1990年のTV出演の際やROMANTIC 1990 TOURでも「1990」で使用された。レッドカラーはGUITARHYTHM WILD TOURでは成田 忍が弾き、GUITARHYTHM SERIOUS!CLIMAX ARENA TOURのラストのRUN BABY RUNでは布袋本人が使用。2011年の『HOTEI THE ANTHOLOGY“創世記”』ではCOMPLEXの5曲で使用し、『COMPLEX 日本一心 20110730・31』、『COMPLEX 日本一心 20240515,16』でも使用された。近年ライブで使用する際はレッドでブラックは使用されていない。

フェルナンデスのMV-480HTの赤

ボディ

メイプルトップ&マホガニーバック

ネック

マホガニー

指板

エボニー

ピックアップ

Fernandes VH-1 x2

コントロール

1ボリューム
1トーン
3ウェイ・ピックアップ・セレクター・スイッチ

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