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ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンライトのジャケット

1989.04.03

DANCING WITH THE MOONLIGHT 布袋寅泰

更新日:

HOTE 1
7インチ,45 RPM【EP】※廃盤
12 HOTE 1
12インチ,45 RPM【EP】※廃盤

公式には布袋寅泰のソロ活動ファーストシングルは『デジャ・ヴュ』であるが、1989年4月3日にイギリス限定でParlophoneレーベルよりアナログ盤のみでリリースしたシングルが『DANCING WITH THE MOONLIGHT』。このシングルが売れたらアルバム『GUITARHYTHM』を海外リリースできるという条件だった。7インチと12インチの2種類あり共に布袋寅泰ファンのコレクターズアイテムとなっている。ただし収録されている音源は、CD化されている(12インチのB面のライブ音源はDVD化されている)。

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  • Track Listing
  • Descriptions
  • Credit Title

Track listing|12 inch DANCING WITH THE MOONLIGHT

SIDE A

  1. DANCING WITH THE MOONLIGHT [7:15]

    words: Herbie Yamaguchi,Lenny Zakatek
    song&arrange: Tomoyasu Hotei

SIDE B

  1. LEGEND OF FUTURE

    words: Herbie Yamaguchi,Lenny Zakatek
    song&arrange: Tomoyasu Hotei

  2. POWER-LIVE VERSION

    song&arrange: Tomoyasu Hotei

  3. C'MON EVERYBODY-LIVE VERSION

    song&words: Eddie Cochran, JerryCapehart
    arrange: Tomoyasu Hotei

Track listing|7 inch DANCING WITH THE MOONLIGHT

SIDE A

  1. DANCING WITH THE MOONLIGHT [4:02]

    words: Herbie Yamaguchi,Lenny Zakatek
    song&arrange: Tomoyasu Hotei

SIDE B

  1. C'MON EVERYBODY [3:01]

    song&words: Eddie Cochran, JerryCapehart
    arrange: Tomoyasu Hotei

アルバム『GUITARHYTHM』は全曲英語ということで海外を意識したアルバムでもある。日本でのアルバム・リリースの翌年,1989年4月3日にイギリスにてEMI-UKからParlophone Labelにて「DANCING WITH THE MOONLIGHT」が12インチシングル(アナログレコード)としてリリースされた。アルバム収録ヴァージョンとは異なりDAVID JACOBによるリミックスヴァージョンである。B面には1988年10月20日に代々木で行われたGUITARHYTHM LIVEからのライブテイクを収録。その中の1曲「POWER」はライブでのみ披露された曲だったが2016年のシングル『8 BEATのシルエット』のカップリング曲として新たにレコーディングされている。さらにこのシングルの初回限定盤付属のDVDにはGUITARHYTHM LIVEの映像が収録されており、ライブ音源としては現状ではこのDVDがもっとも高音質。

BOØWYの解散の理由の一つに布袋自身の海外進出したいという夢があったという。海外進出といっても「海外で売れて成功する」という強い意志があった。この成功する、という意味は、海外の著名アーティストに作品に参加してもらう、大物アーティストのライブの前座を行う、といったようなレベルのことではなく、売れて海外で多くのリスナーに伝わる、という大きな目標であり、そこにかける本気度は、日本のレコード会社から海外のレコード会社にお願いして、といったありがちな手段をとらず、IRc2 LONDONを拠点として直接イギリスのEMIに掛け合い、話を進めていったということにも表れている。シングルが売れたらアルバムもリリースする、という話までこぎつけたものの、このシングルはイギリスではほとんど売れず、発売後間もなく廃盤となり、アルバム『GUITARHYTHM』のリリースまでには至らなかった。この「失敗」の原因を布袋は自身の「歌」にあると語っている。この「挫折」が、後に続くGUITARHYTHMシリーズの一つの出発点であり、GUITARHYTHM ⅣにおけるGUITARHYTHMの終わりは「歌」に対する意識の変化と達成感によるものともいえるのかもしれない。

リリースされたのは12インチのみのようであるが、1988年に7インチもプレスされている。12インチと7インチでリミックスが異なる他B面の内容も異なっている。この12インチシングルは、1991年にGUITARHYTHM Ⅱの5,000セット限定のLP盤4枚組の4枚目として収録曲そのままボーナスディスクとして収録された。

CDでは、12インチヴァージョンは1994年にリリースされたIRc2所属アーティストのコンピレーション盤『STAR STREET TRAX VOL.1』、2012年発売の『HOTEI MEMORIAL SUPER BOX』に収録された。また7インチ・ヴァージョンはライブアルバム『GUITARHYTHM WILD』のボーナストラックとして収録されている。つまり7インチヴァージョンは配信でも聴くことができる。12インチヴァージョンは配信されておらず、既に廃盤のCDまたはBOXを購入するしかない。

月あかりの下 - - 君を見つけた
『真夜中に逢いましょう…』と
君のささやき

それは夢!?

月あかりの下 - - 君を見つけた
『真夜中に逢ってほしい…』XXX
君の気持ちが知りたくて

それも夢!?

君のつれない返事が怖くて
今まで何も言えなかったけど
いつか,きっと…

君をきつく抱きしめて
月の光と踊るんだ

星に向かって歩こう
僕は信じているんだ
『月あかりの下で逢いましょう』って,君が言ってくれる事を

そして夢は現実に - -

いつでも君と一緒にいたいって
恥ずかしくて言えなかったけど
そう…今すぐにでも

君をきつく抱きしめて
月の光と踊るんだ

君をきつく抱きしめて
月の光と踊るんだ

1990年9月27日にNHK-FMの布袋寅泰のミュージックスクエアで貴重なデモ音源がOAされた。デモ曲ではサビの歌詞がdancing in the midnightとなっていた。

Credit title|DANCING WITH THE MOONLIGHT(UK Single)

REMIXED BY DAVID JACOB

TOMOYASU HOTEI/VOCALS&GUITARS
HOPPY KAMIYAMA/KEYBOARDS
TAKESHI FUJII/KEYBOARDPROGRAMMING

PRODUCED BY TOMOYASU HOTEI
RECORDING&MIXING ENGINEER: MICHAEL ZIMMERLING
ASSISTANT ENGINEER: DARREN GODWIN
MASTERED by MICHAEL ZIMMERLING
DMM CUTTING BY STEVE ROLKE AT ABBEY ROAD
ALL TRACKS RECORDED AT ABBEY ROAD STUDIO studio 2

BACKING VOCALISTS: JACQUELINE ROBINSON, DIANA WRIGHT
PERCUSSION: PANDIT DINESH
BASS: KUMA HARADA

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DANCING WITH THE MOONLIGHT 配信サイト

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