地球の縁に腰かけて 生命がけの暇つぶし。
旅行鞄とギター・ケースにありったけの夢と哀しみをつめてロンドン,アムステルダム,バリ,イタリア,エジプト,香港,ニューヨーク,内モンゴル,日本をまわった旅とロックンロールの日々を記録。 湾岸戦争、エジプト5千年の眩暈、熱帯の夢幻…を駆け抜けて…

布袋寅泰、森永博志、ハービー山口の3人による、1990年11月28日から1992年11月28日までの期間に残された日記を中心に、その日常の断片を綴った著作で「出会うことはアーティストの特権だ。」ということを感じさせてくれる。

森永博志、ハービー山口両氏とのアトランダムなコラポレーションエッセイからは“GUITARHYTHM Ⅱ”~“GUITARHYTHM Ⅲ”を核として流れる時にダイレクトに、時に歪んだ残像を結んで迫ってくる。

「よい夢を、おやすみ。」・・・これは1990/04/05-1993/04/01までNHK-FMで毎週木曜日パーソナリティを務めていたラジオ番組「ミュージックスクエア」で毎回最後に布袋さんがリスナーに向けて発していた挨拶で、ファンの間でもお決まりの挨拶として定番化。もちろん現在でも使われていて布袋さん自身はもちろんファンにとっても大切な言葉である。

この書籍は八曜社(現在はありません)よりCDブックとして発売され“Beautiful Noise”というインストラメンタル8曲収録のアルバムが付属。この“Beautiful Noise”という名前は布袋寅泰が他のアーティストと共に楽曲制作を行う際に使われる名義にもなった。

1995年6月30日に、この書籍の内容をベースに、新たにGUITARHYTHM終了までについて大幅加筆されて再編集された書籍「六弦の騎士」が東京書籍より発刊。

1997年8月に幻冬舎より文庫版も発刊された。文庫版にはCDは付属しない。

2012年2月1日に発売の「HOTEI MEMORIAL SUPER BOX」に“Beautiful Noise”名義の楽曲がSHM-CDで収録される。

Beautiful Noise

01.Kaleidoscope 6:22
music:Tomoyasu Hotei & Kuma Harada
02.Neputune 3:59
music:Tomoyasu Hotei & Neal X
03.Dawn 5:24
music:Tomoyasu Hotei,Dawn Knight,Kuma Harada & Simon Hale
04.Masquerade 5:38
music:Tomoyasu Hotei & Simon Hale
05.Night breeze 2:47
music:Tomoyasu Hotei & Neal X
06.Chill 5:42
music:Tomoyasu Hotei,Kuma Harada & Kyoichi Shiino
07.Tears of joy 3:59
music:Tomoyasu Hotei & Simon Hale
08.Rebirth 1:54
music:Tomoyasu Hotei & Kuma Harada
責任編集者:森永博志

筆者・音楽:布袋寅泰(アートロッカー)
筆者:ハービー山口,マッケンジー森永

アートディレクター:奥村靫正
デザイナー:簑原圭介、栗林和夫

Musician - Beautiful Noise
 TOMOYASU HOTEI
 KUMA HARADA
 NEAL X
 KYOICHI SHIINO
 SIMON HALE
 DAWN KNIGHT